ドイツ南部の都市、ミュンヘン。ミュンヘンを訪れたなら、足を伸ばしたいのが、ロマンティック街道。そこで今回のバカンスプランは、ミュンヘンから最も近い、街道沿いの都市、アウグスブルグを探訪することに。
アウグスブルグは、2024年前、ローマ人が造った、ドイツ最古の都市のひとつ。街には、歴史的遺産だらけ。
アウグスブルグの大聖堂には、世界最古とうたわれる、「あるもの」が。
それは、870年前に造られたという、世界最古のステンドグラス。素朴な発色で、人々に温かな光を注ぐ…。
そしてもう一つの見どころは、世界で一番最初に作られた、社会福祉による、集合住宅。
モーツァルトの曽祖父も住んでいたというこの住宅。老人ホームとなった今も、変わらず人々の暮らしを守っている。
居間、食堂、寝室、子ども部屋の3DKで、今の家賃は、なんと1月10円!500年前と変わらず安い家賃を保っている。
ロマンティック街道で、心が豊かになる旅を!
アウグスブルグ(Augsburg)
ミュンヘンから車で約1時間の、ロマンティック街道沿いの街
2024年前ローマ人が造った、ドイツ最古の都市のひとつ
大聖堂(Dom)
772年建築 ロマネスク様式とゴシック様式の建築が融合した教会
1140年頃造られた、現存する世界最古のロマネスク様式ステンドグラスがある
住所:Hoher Weg 30
OPEN:10時15分〜16時(日曜13時〜18時)
フッゲライ(Fuggerrei)
1521年設立の 世界最古の社会福祉住宅(低所得者のための集合住宅)
現在は家賃10円/月の老人ホーム
フッゲライ博物館では、約400年前の生活の様子を展示
住所:Mittelere Gasse 13
OPEN:8時〜20時(11月〜4月は9時〜18時)
入場料:大人4ユーロ(約520円)子ども2ユーロ(約260円)