藤原刷雄(ふじわらのよしお)…山本耕史

この時代に最も権力を持った人物とされる仲麻呂の六男。父親から受継いだ才能を勉学に向ける。仏教にも厚く、少年期から遣唐使に参加し、鑑真一行と近い関係に。また文学、語学にも堪能だったとされる。父の乱後は一族が皆殺される中、深い仏教心により流刑にとどまる。

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