池波正太郎の傑作小説を映画化した時代劇巨編。仲代達矢主演、五社英雄監督作品。金銭汚職が蔓延した徳川十代将軍・家治の世、江戸の総元締を狙い、次々と悪人狩りを引き受ける“闇の狩人”を描く。闇の総元締・五名の清右衛門を仲代達矢、元締の情婦にいしだあゆみ、闇の集団に原田芳雄、梅宮辰夫、ハナ肇、藤田まこと、権力者たちに丹波哲郎、千葉真一、そして日本映画界を代表する大女優・岸恵子など、豪華多彩な俳優陣が共演。1979年作品。

【ストーリー】
徳川十代将軍・家治の時代。首席老中・田沼意次（丹波哲郎）が幕政を操る金権汚職の世であった。そして江戸市民の生活の裏には暗黒組織「闇の狩人」と呼ばれる殺し屋集団があった。五名（ごみょう）の清右衛門（仲代達矢）の表向きの稼業は様々な商いを仕切ることだが、実は闇軍団の元締。ある夜、五名と競い合う元締めが浪人に斬殺された。その浪人こそは、蝦夷のある藩の利権に絡んだ人物であり、その男を巡って闇軍団対田沼配下との闘いが始まる…。

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