累計発行部数620万部を超える中村光の人気コミックを豪華キャスティングで実写化。林遣都演じる大企業の御曹司“リク”が、荒川河川敷の住人に触れ合うことで友情や真の信頼関係を知り、父親から独立するまでの成長を描く。個性豊かなキャラクターを演じるのは、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優ら豪華俳優陣。小栗の“河童”や山田の“星”といった原作の世界観を忠実に再現した特殊メイクにも注目だ。脚本・監督をドラマ版に続き飯塚健が担当。2012年作品。

【ストーリー】
大企業の御曹司・市ノ宮行（林遣都）は、最も恐れている父親・積（上川隆也）から荒川地区再開発の妨げとなる不法占拠者の一斉退去を命じられる。視察のため荒川に赴いた行は、河川敷の住人であるステラ（徳永えり）と鉄雄（末岡拓人）、鉄郎（益子雷翔）に襲われ、ズボンを奪われ川に落ちるというトラブルに巻き込まれるが、自らを“金星人”と名乗る金髪でジャージ姿の美少女・ニノ（桐谷美玲）に助けられる。“他人に借りを作るべからず”と積から教え込まれた市ノ宮家の家訓に従い、行はニノへの借りを返すために彼女と恋人になる。視察も兼ねて荒川に居座ることにした行は、河童の着ぐるみを着た村長（小栗旬）に“リク”というあだ名をつけられる。

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