南野陽子主演。子どもが苦手な保母と、ドジな女スリ。瓜二つの顔をしていた2人が、ひょんなことから入れ替わってしまう。保母は突然子どもから大人気になり、スルのが下手な女スリはいきなりスゴ腕を発揮した。すると、お互いの本業より才能があることを知った2人の周辺に、さまざまな事件が起こり…。南野陽子が保母と女スリの2役に挑戦した、スラップスティック・コメディー。1988年作品。

【ストーリー】
デパートで買い物をしていた保母の伊丹桜（南野陽子）は、女スリ集団にカモにされた2人の男、井上（本間優二）と浦川（小松政夫）たちの騒動に巻き込まれ、さらに女スリのしのぶから“ブツ”を手渡されてしまう。しのぶは、仲間の麻利亜（南野陽子・2役）と顔が瓜二つの桜とを間違えてしまったのだ。桜は訳が分からないまま男たちに追われ、女スリたちの助けを受けながら逃げる破目に。一方、うまく逃げられた麻利亜は、道端でいきなり“桜先生！”と呼ばれ、子供たちに引っ張られるままカルガモ保育園へと入っていった。子供たちに人違いをされていると分かった麻利亜は、ほとぼりが冷めるまで桜先生になりすまそうと決心する。

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