江戸を斬る・第8部
痛快時代劇「江戸を斬る」シリーズの第8部。里見浩太朗演じる“遠山の金さん”こと、北町奉行・遠山金四郎の活躍を描く。共演は江藤潤、太川陽介ほか。
詳しく見る里見浩太朗、江藤潤、太川陽介、中野みゆき、谷幹一、櫻木健一、渡辺徹、二宮さよ子、佐野圭亮、高橋浩二朗、春川ますみ、左とん平、城之内早苗、吉井丈絵、彩木優花、河内久美、鈴木ヒロミツ、稲村友紀 ほか
みどころ
痛快時代劇「江戸を斬る」シリーズの第8部。里見浩太朗が“遠山の金さん”こと、北町奉行・遠山金四郎に扮し、江戸の町に巣食う悪を退治する。太川陽介、谷幹一らが前作に続きレギュラー出演し、春川ますみも復帰。その他のメンバーは一新され、江藤潤、中野みゆき、櫻木健一、渡辺徹らが共演。さらに“紫頭巾”が第6部以来の登場となり、城之内早苗が熱演する。今作は、将軍家のご落胤を名乗る女性の真贋を巡る騒動に直面した金四郎が、その真相を暴くところから物語がスタートする。1994年作品。
【ストーリー】
先代将軍・家斉のご落胤・茜姫(芦川よしみ)が現れたという話で、江戸の町は大騒ぎになっていた。茜姫は由井典膳(亀石征一郎)を後ろ盾に証拠の品を揃え、妹・ゆき(城之内早苗)とともに品川東海寺に入り、現将軍・家慶(竹脇無我)との兄妹対面の日を待っているという。証拠のお墨付きと三つ葉葵の紋所を打った短刀を本物と確認した南町奉行・鳥居耀蔵(名和宏)らは早くも取り入ろうと努力していた。一方、北町奉行・遠山金四郎(里見浩太朗)の情報機関である、お蘭(二宮さよ子)が経営する瓦版屋蔦屋に、由井典膳は詐欺師だという情報を千次という男が持ち込んだ。だがその翌日、千次の死体が発見され…。
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番組データ
出演 | 里見浩太朗、江藤潤、太川陽介、中野みゆき、谷幹一、櫻木健一、渡辺徹、二宮さよ子、佐野圭亮、高橋浩二朗、春川ますみ、左とん平、城之内早苗、吉井丈絵、彩木優花、河内久美、鈴木ヒロミツ、稲村友紀 ほか |
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制作年 | 1994年 |
全話数 | 26話 |
制作 | C.A.L |
プロデューサー | 五十嵐通夫、大庭喜儀、山田勝 |
ディレクター・監督 | 矢田清巳、高倉祐二、山内鉄也 ほか |
原作 | 葉村彰子 |
脚本 | 葉村彰子、櫻井康裕、大西信行 ほか |
放送内容
放送あり
全て
第1話 江戸を斬る
前の将軍の御落胤と称する姫(芦川よしみ)の一行が証拠の品と共に江戸入りする。賑わう市中で、蔦屋に姫の後見役の素性に対する疑惑を密告していた遊び人が殺され…。
第2話 遠山桜が悪を斬る
御落胤の証である大御所拝領の短刀と御墨付は本物と察しつつも、将軍・家慶(竹脇無我)たちは、茜姫(芦川よしみ)と妹おゆき(城之内早苗)の出生に疑問を持っていた。
第3話 悪が群がる地獄島
大店の主が殺された。刺客は大江戸の無法地帯と恐れられる弁天河岸に逃げ込み、町方も捕縛の手を伸ばすことが出来ない。正吾(太川陽介)らは河岸に無謀にも乗り込むが…。
第4話 恋人を殺された女
柳原通りの土手道で寄せ場帰りの大工が殺された。取りすがって泣きじゃくる許婚者は、自分を辱めた大店の若旦那こそが犯人だと訴えるが、金の力で真実を握り潰される。
第5話 意外な目撃者
の母親の薬代を稼ぐ健気な少年と知り合った金四郎(里見浩太朗)。少年は2年前に取り潰された材木問屋の、跡取りの一人息子だった。その少年がある殺人現場を目撃し…。
第6話 義賊を騙る悪い奴
5年前に消息を絶った義賊・野ざらしの清五郎(樋浦勉)が凶悪な強盗となって甦り、江戸中の大店を恐怖に陥れる。偽の凶賊たちの仕業と判断した金四郎(里見浩太朗)は…。
第7話 火炎地獄は悪の罠
世直し様とうたわれ、江戸の庶民の喝采を浴びる美しい尼僧が出現。強盗さえも予言するという力に不審を抱いた金四郎(里見浩太朗)は単身、彼女の本拠に乗り込むが…。
第8話 悪たれ婆さんの涙
強請・タカリで有名な悪たれ婆さん・おくま(楠トシエ)。その“泣きバイ”に引っかかり、まんまと一両を騙し取られた金四郎(里見浩太朗)の母たか(淡島千景)は…。
第9話 桜吹雪の大芝居
髪は解かれ、衣類も剥がされた身許不明の女が死体で発見された。人相書入りで売り出された瓦版から、女の親らしい商家の名が挙がるが、娘は大名家に奉公中と言われ…。
第10話 仇討ち悲願の若旦那
やなぎに転がり込んだ油問屋の若旦那は、放蕩が過ぎて勘当された身だがまったく反省の色がない。見兼ねた金四郎(里見浩太朗)たちの励ましで、棒手振りを始めるが…。
第11話 命を賭けた御用旅
盗賊・風魔の滝蔵(浜田晃)が江戸に現れた。金と共に大名家への借用書を持ち去られた大店の主人はその犯行を訴え出ようとしない。一味の動向を探る正吾(江藤潤)らは…。
第12話 情に泣いた娘掏摸
お鈴(中野みゆき)に瓜二つの娘スリは、恩人の借金を返すため、大店の主の財布に手を出す。その中には金四郎(里見浩太朗)たちが探索中の抜け荷の証拠が入っていて…。
第13話 愛しい娘が殺人者
18年前に丁助(左とん平)が身投げを思いとどまらせた夫婦が、上方の大商人となり江戸にやって来た。実は生き別れの娘を探す旅だと聞き、やなぎの女将たちは力を貸す。
第14話 女を狙う吸血剣
若い女ばかりを狙う辻斬りの出没で江戸の町は静まり返っていた。瓦版を通じ女の一人歩きの禁止を訴え、凶行を食い止めようとする金四郎(里見浩太朗)だが…。
第15話 穴から噂の大泥棒
瓦版の蔦屋で新しく始めた広目のチラシが大当たり。商売繁盛に沸き返る中、1枚の奇妙なチラシに因業な質屋が引っかかった。質屋は一日中書画骨董の手入れに通う間…。
第16話 幼馴染が悪の手先
阿片取引を探るために浅草どぶ店に潜入していた北町の隠密同心が、心中に見せかけて殺された。配下の失態に金四郎(里見浩太朗)への老中の叱責は厳しく…。
第17話 仮面の下で笑う奴
高利の借金がもとで因業な商人の罠に陥ちた娘の噂に不審を抱いた金四郎(里見浩太朗)。秘かに探りを入れ始めると、思いがけず3年前の検校の不審な死の事実につき当たる。
第18話 育ての父が親の敵
大火に襲われ焼け出された人々を救おうと、毎日粥を配る米問屋。誰もが生き仏と崇えるその男を、1人の老岡っ引きは13年前の強盗殺人の犯人として執拗に追い続けていた。
第19話 浮世絵に死の匂い
流行の浮世絵に描かれた美人で評判の芸者が阿片中毒の死体で発見された。版元にさえ明かされていない唐麿と呼ばれる絵師(西沢利明)の居所を求めて探索が開始される。
第20話 父の敵は十手持ち
シジミ売りの少年をならず者から救った金四郎(里見浩太朗)は、少年が病の母の薬代を一人で稼いでいることを知った。金四郎は少年と共にシジミを売り歩くが…。
第21話 遠山狙う能面の女
無頼の旗本たちを叩きのめした浪人姿の金四郎(里見浩太朗)を見込み、金5両で殺人を依頼した能面の女。夫の敵と女が言い切る暗殺の相手は、北町奉行・遠山金四郎だった。
第22話 噂の名医は牢の中
貧しい病人に無償の治療を施す人気の蘭法医が、南町奉行の命で捕まる。蘭法医の評判を妬んだほかの町医者たちを巧に操り、嘆願の署名を集めた者がいるらしいのだ。
第23話 凶賊が探す女の謎
嵐の夜、島抜けをした3人の男が船宿・やなぎに立て籠る。3人の狙いは、死んだ盗賊の頭の隠し金2千両。やなぎに立ち寄った正吾(太川陽介)は着物を剥ぎ取られ…。
第24話 贋金の夢を見た
千両富からサイコロ博打まで、賭け事全般に目が無い錺職人が行方不明になった。前後して発見された錺職らしい死体の手には、巧妙な贋小判が握り締られていて…。
第25話 復讐剣が闇を裂く
乾物問屋、唐物屋と相次いで大店の主人たちが斬殺された。一見、何の繁がりもなさそうな2つの殺人だが、傷口をあらためた鶴亀(渡辺徹)は凶器は清国の剣と断定する。
第26話 将軍暗殺の陰謀
微行で市中に出た将軍・家慶(竹脇無我)が突然襲われた。駆けつけた金四郎(里見浩太朗)のいさめに対し、家慶は目安箱に投じられた北町奉行を弾劾する訴状の真偽を問う。
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。