
日曜劇場「りんりんと」
出演
田中絹代、渡瀬恒彦、小栗一也、黒木進、原知佐子、大滝秀治 ほか
- 放送未定
東京から北海道・苫小牧へ向かう1隻のフェリーを舞台に、母親と息子の交錯する人生の感慨を描く。2人だけの、たった2日間の船旅。そこで感じ取った、老いた母の人生の黄昏の姿や人生の重みを、息子はどう感じるだろうか。また、母はなぜ、息子たちを捨ててまで故郷に向かうのか。脚本は倉本聰のオリジナル。母親を田中絹代、息子を渡瀬恒彦が演じた。1974年作品。
【ストーリー】
東京・晴海埠頭。信(渡瀬恒彦)は、年老いた母・さわ(田中絹代)とともに、北海道・苫小牧行きのフェリーに乗り込んだ。苫小牧は、さわにとって生まれ故郷。50年ぶりの帰省に、さわはまるで観光旅行にでも出かけるように浮き立っていた。だが実際、苫小牧に向かう目的は、そこにある老人ホームに入るためだった。息子たちの反対を押し切って、さわはそこに行くことを選んだ。信には、さわの心中が分からなかった…。
番組基本情報
- 制作年 : 1974年
- 全話数 : 1話
- 制作 : HBC
- プロデューサー : 甫喜本宏
- ディレクター・監督 : 守分寿男
- 脚本 : 倉本聰
- その他 : ※番宣写真はモノクロですが、本編はカラー作品です。