大型特別企画「ジャック・アンド・ベティ物語」
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大型特別企画「ジャック・アンド・ベティ物語」

昭和20年代から40年間「アメリカに追いつき追い越そう」と努力してきた日本人の歩み、人々の愛と野望を2部構成で描く。出演は小林薫ほか。1992年作品。

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小林薫、野村宏伸、山口智子、津川雅彦、加賀まりこ、竹下景子、中村嘉葎雄、宮崎ますみ、梅宮辰夫、向井亜紀、高橋悦史、相原勇、平泉成、藤田哲也、早勢美里 ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

「岸辺のアルバム」プロデューサーの堀川とんこうが、構想14年を経て1992年にドラマ化を実現させ、自ら演出も担当した渾身の作。タイトルの「ジャック・アンド・ベティ」は、戦後の日本で英語教育に使用された教科書。その教科書には、アメリカ人の豊かな生活が描かれており、当時中学生だった堀川もこの教科書の影響でアメリカに強い憧れを抱いたという。この物語は、洋食器で有名な新潟県燕市を舞台に、昭和20年代から40年もの間、アメリカに追いつき追い越そうと努力した人々の愛と野望を2部構成で描いた作品。「初恋編」では、小林薫、竹下景子をメインに、「青春編」では、その子供たちが大人になった青春群像を、野村宏伸、山口智子メインに描かれ、当時2週にわたって放送された。劇中では、50年代、60年代のアメリカンポップスを中心に約20曲が流れ、当時の時代背景を大いに盛り上げている。さらに堀川と同世代の筑紫哲也が、冒頭でドラマの背景となった戦後の日本とアメリカについて語っている。

【いつも アメリカがあった 初恋編・ストーリー】
昭和24年(1949年)春。日本の初等英語教育の実情を視察するため、新潟県燕市に数人のアメリカ軍人がやってきた。この年から、これまでの国定教科書に代わって、民間で編集された教科書を学校側が自由に選択できるようになっていた。
昭太郎(藤田哲也)や花枝(早瀬美里)らのクラスは「ジャック・アンド・ベティ」を使用していた。「ジャック・アンド・ベティ」は、全国の英語教師から圧倒的な支持を受けており、アメリカの豊かな生活の様子が描かれていた。当時、貧困にあえいでいた日本の小学生にとって、教科書の中のアメリカの生活は憧れの的だった。この頃の燕市は、アメリカ進駐軍から大量の洋食器の注文が舞い込み、一大産地となっていた。
そんな折、昭太郎の母・澄江(竹下景子)の義弟で、特攻隊の生き残りでもある信彦(小林薫)が燕に降り立った。
【いつも アメリカがあった 青春編・ストーリー】
昭和32年(1957年)春。新潟県燕市の洋食器の輸出は、昭和25年当時の10倍以上に伸び、「日本一社長の多い街」ともてはやされる程の好景気にわいていた。信彦(小林薫)の「燕洋行」も、業界で五指に入る成長を見せていた。21歳になった昭太郎(野村宏伸)は、信彦の片腕的存在となっており、彼が思いを寄せていた花枝(山口智子)は、大学の医学部に進んでいた。年月と大人どうしの醜い確執が、2人を疎遠にさせていた。そんな折、「アメリカが燕の洋食器の輸入を大幅に制限する」という情報が入ってきた。

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番組データ

出演 小林薫、野村宏伸、山口智子、津川雅彦、加賀まりこ、竹下景子、中村嘉葎雄、宮崎ますみ、梅宮辰夫、向井亜紀、高橋悦史、相原勇、平泉成、藤田哲也、早勢美里 ほか
制作年 1992年
全話数 2話
制作 TBS
プロデューサー 堀川とんこう
ディレクター・監督 堀川とんこう
脚本 今野勉

放送内容

放送あり

全て

第1話 いつも アメリカがあった 初恋編

第1話 いつも アメリカがあった 初恋編

昭和20年代から40年間「アメリカに追いつき追い越そう」と努力してきた日本人の歩み、人々の愛と野望を描く。出演は、小林薫ほか。1992年作品。

第2話 いつも アメリカがあった 青春編

第2話 いつも アメリカがあった 青春編

昭和20年代から40年間「アメリカに追いつき追い越そう」と努力してきた日本人の歩み、人々の愛と野望を描く。出演は小林薫、野村宏伸、山口智子ほか。1992年作品。

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視聴方法

TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。