TBS長編大作ドラマ「海は甦える」

出演

仲代達矢、吉永小百合、加藤剛、タマーラ、芦田伸介、若山富三郎、西村晃、米倉斎加年、大竹しのぶ、小松政夫、内藤武敏、戸浦六宏、河原崎権十郎、安部徹、新克利、中谷一郎、室田日出男、樋浦勉、宮口精二 ほか

日本のテレビ史上初の“3時間ドラマ”。TBSが開局以来初の試みとして1977年に制作。江藤淳の大河小説をドラマ化。スポンサー1社提供で制作費1億円をかけ、テレビドラマ史上画期的な長編ドラマとして話題となった。主演には、仲代達矢、吉永小百合、加藤剛らが顔をそろえた。日本海軍近代化にエネルギーを注いだ明治の英傑山本権兵衛の半生を軸に、開国から日露戦争(特に日本海海戦)までを壮大なスケールで描いた作品。
1977年度テレビ大賞優秀番組賞受賞。視聴率も28.5%を記録した。

【ストーリー】
品川の遊郭に訪れた海軍兵学寮生徒の山本権兵衛(仲代達矢)は、女郎として働くトキ(吉永小百合)と出会う。権兵衛は、働き始めたばかりで怯えるトキを、海兵の仲間達に協力してもらい、遊郭から脱出させたのだった。2年後には、トキを妻にした。
40歳になった権兵衛は、高千穂艦長を歴任後、長い海上勤務を終え、陸を上がった。海軍大臣の西郷従道(若山富三郎)の官房主事として、日本海軍近代化に辣腕をふるった。
日清戦争後、日清講和条約を締結すると、ロシアを主導とした三国干渉が始まり、遼東半島を清に全面返還するよう日本政府に勧告してきた。やむなく勧告を受託した日本政府ではあったが、世論は政府の弱腰姿勢を厳しく攻めたてた。
ある日、山本邸に広瀬武夫(加藤剛)が訪れる。広瀬の同級生と権兵衛の長女イネ(大竹しのぶ)との結婚に反対する内容であったが、海軍で虎と恐れられる権兵衛を前にしても、はっきりと意見を述べる、物怖じしない態度に権兵衛は感心していた。
その後、広瀬は海軍留学生としてロシアへ赴任し、ロシア語をもちろんの事、ロシアの全てを学習した。ロシア貴族と交流する中で、子爵令嬢アリアズナと出会い、恋に落ちる。
しかし、海軍か恋人のどちらかを選ばなくてはならない状況になり、広瀬の心は日本とロシアの間で揺れていく…。

番組基本情報

  • 制作年 : 1977年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : テレビマンユニオン/TBS
  • プロデューサー : 萩元晴彦、近藤久也
  • ディレクター・監督 : 今野勉
  • 原作 : 江藤淳
  • 脚本 : 長尾広生
TBS1 TBS2