萬田久子主演の「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿」第2弾。気は強いが人情に厚いベテランバスガイド・桜庭さやか（萬田久子）と、イケメンなのにへタレの年下運転手・富田林（とんだばやし）太郎（葛山信吾）のコンビが、「金沢・能登・山代温泉3泊4日」のツアーへ！ このバスツアーに、殺人容疑で指名手配中の柿沢という男の妻が申し込んでいることが分かり、刑事が尾行のため参加することになった。実は、柿沢の娘はいじめを苦に自殺。柿沢には、いじめた側とされる高校生を殺した容疑がかけられていたのだ。シングルマザーのバスガイド・桜庭さやかが事件の真相に迫る！
【ストーリー】
バスガイド・桜庭さやか（萬田久子）と、運転手・富田林太郎（葛山信吾）コンビは、今回「金沢・能登・山代温泉3泊4日」のバスツアーの担当になった。今回の添乗員は、さやかが苦手としている牧野（渡辺いっけい）。このツアーには客として捜査一課の刑事・田之倉（逢坂じゅん）と目黒西署の江坂（中林大樹）が同行することになっていた。現在逃走中で殺人容疑のかかっている男・柿沢幸一（五代高之）の妻・咲江（坂口良子）がバスツアーに参加することが分かり、接触の可能性を考え、彼女を尾行するためだ。
翌日、最初の目的地・金沢に向けツアーは出発。兼六園に到着して間もなく、さやかたちは、咲江が近くのコーヒー店で娘の元担任だった中原（宮本大誠）という男と一緒にいるところに遭遇した。咲江は、中原に娘の最後の日記を見せ、「加納有希、5269」と書かれたメモの意味を教えてほしいと頼んでいた。そんな時、金沢市内では、咲江の娘をいじめていたもう一人の女子高生の他殺死体が発見された。警察は、柿沢幸一の犯行で金沢に潜伏中だと疑いを強める。

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