国民的時代劇シリーズ「水戸黄門」第16部。紀州徳川家に起こった危機を解決すべく黄門さま一行は一路西へ。しかし、一行の行く手には様々な刺客が待ち受ける…。今回は、水戸を皮切りに本州を一回りして、水戸に戻る長い道中となっている。このシリーズから、由美かおるが新メンバーとして加入。由美は16部から28部まで“かげろうお銀”役、29部から41部まで“疾風のお娟”役としてレギュラー出演し、黄門さまのお供を務めた。当初は黄門さまの命を狙う刺客だったお銀が、いかなる経緯で一行に加わるようになったのか？ 長い歴史を誇る「水戸黄門」が新たな展開を迎えた、まさにファン必見のシリーズとなった。
【ストーリー】
水戸・西山荘で平穏な日々を送る黄門さま・水戸光圀（西村晃）一行。その頃、紀州徳川家の世子・綱教の様子がおかしい。どうやら“何か”に怯えているようだ。事態を案じた家老・安藤飛騨守は、黄門さまに助けを求めるべく配下の兄妹を使者に放つが、兄は追手の凶刃に倒れ、妹は命からがら難を逃れるが…。一方、追手を差し向けた“謎の男”は、黄門さまが事態に介入した場合のことを考え、刺客として忍者を募ることに。そうして選ばれた、かげろうお銀（由美かおる）と煙の又平（せんだみつお）は、黄門さまの命を狙うべく西山荘へ…。

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