そうか、もう君はいないのか
直木賞作家・城山三郎の回想録『そうか、もう君はいないのか』を原作に、かけがえのない伴侶と過ごした50年を超える夫婦の軌跡を描く。出演は田村正和ほか。
詳しく見る田村正和、富司純子、中村勘太郎、長澤まさみ、檀れい、橋爪功、林隆三、田中哲司、福田麻由子、キムラ緑子、西尾まり、皆川猿時、神尾佑 ほか
みどころ
作家・城山三郎氏(2007年3月没)の死後に見つかった、妻・容子さんとの出会いから別れまでを綴った回想録『そうか、もう君はいないのか』(新潮社刊)を原作に、夫婦の絆の素晴らしさ、かけがえのなさを描く。天真爛漫な妻とそれを慈しむ夫、純真な愛に満ちた夫婦の軌跡を田村正和・富司純子が切々と演じる。田村はヘアスタイルを変え、初めての作家役にチャレンジ。さらに、出会いから新婚時代の二人を中村勘太郎と長澤まさみが熱演。二人の結婚式シーンでは、長澤が初の文金高島田、和装の婚礼衣装姿を見せている。本作で田村は第49回モンテカルロ・テレビ祭テレビフィルム部門最優秀男優賞を受賞した。
【ストーリー】
作家の城山三郎(田村正和)と妻の容子(富司純子)は海辺の街で穏やかな生活を送っていた。息子の有一(田中哲司)一家は米国で仕事をしているが、鎌倉に嫁いだ娘の紀子(檀れい)は何かと両親のもとにやってくる。三郎と容子がここ茅ヶ崎に移り住んだのは、昭和32年の大晦日。新人賞をもらったばかりの三郎は、「故郷の名古屋にいるとダメになる」と、わざわざ見知らぬ土地にやってきたのだった。夜逃げだと噂されながらも一家はこの地に馴染み、三郎は次々と小説を発表し続けた。
そんなある日、体調が思わしくないと精密検査を受けた結果、容子の身体からガンが発見された。三郎はどんな方法でも試してほしいと医師に望むが、容子は手術や抗がん剤を拒み、通院して治療したいと主張する。2か月が過ぎ、このまま小康状態が続くのではと思われた矢先、容子が倒れ救急車で病院に運ばれる。このままだと一晩もつかどうかと医師の診断だったが、その翌日、奇跡的に容子の意識が回復する。それ以降、三郎は日に2回容子の病室に通い、二人で食事をするのが日課となった。このとき、容子から三郎との出会いの話を聞いた紀子は、両親が恋愛結婚だったことを初めて知り驚く…。
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番組データ
出演 | 田村正和、富司純子、中村勘太郎、長澤まさみ、檀れい、橋爪功、林隆三、田中哲司、福田麻由子、キムラ緑子、西尾まり、皆川猿時、神尾佑 ほか |
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制作年 | 2009年 |
全話数 | 1話 |
制作 | TBS |
プロデューサー | 八木康夫 |
ディレクター・監督 | 土井裕泰 |
原作 | 城山三郎 |
脚本 | 山元清多 |
放送内容
放送あり
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。