松本清張のゼロの焦点

出演

大谷直子、竹下景子、星野知子、勝野洋、河原崎長一郎、三好美智子、潮哲也、鶴田忍、唐沢英二、庄司永健、金内喜久夫、風見章子、池部良

  • 放送未定

松本清張の数多い小説の中でも記念碑的な傑作として知られる長編ミステリー。新婚まもなく夫が失踪。行方を追った若き妻の前に立ちはだかる完全犯罪の謎とは!?事件の鍵を握る3人の女性は何を見たのか?松本清張の醍醐味が味わえる最高傑作のドラマ制作陣には、映画化された時の監督・野村芳太郎が監修にあたり、脚本は同じく映画のシナリオを執筆した橋本忍、山田洋次らが担当。また事件の鍵を握る3人の女性を、大谷直子、竹下景子、星野知子らが華麗に競演!北陸を舞台に繰り広げられる完全ミステリー、そして予想だにしない衝撃的結末など見どころ満載のドラマだ。

【ストーリー】
禎子(星野知子)は、新婚まもない夫の鵜原憲一(勝野洋)を見送りに上野駅に行った。憲一は東亜広告社の金沢支社長だったが、結婚を機に東京本社へ栄転、後任の本多(潮哲也)と事務引継ぎをするため、もう一度金沢へ行くところだった。そして憲一は急行「能登」に乗ったきり戻ってこなかった。夫が失踪したのではないか、という疑惑を抱いた禎子は、東亜の社員青木(鶴田忍)と一緒に金沢へ向かった。支社では本多が出迎えてくれたが、彼の話によると憲一は予定の11日に金沢から高岡へゆくといって別れた。そのまま東京へ戻るものと思った、と本多はいう。禎子は本多にともなわれて、市内の地場産業・室田耐火煉瓦を訪ねた。室田耐火は憲一が在任中に開発した得意先で、社長室田儀作(池部良)にも信頼されていたため、ここから手がかりを掴めないか、と期待を抱いての訪問だった。室田耐火で、受付の女性が前任者と変わっていることに本多が気づく。その受付(竹下景子)は、室田が自宅へ来てくれるように言っている、と伝言を伝えた。二人は室田の自宅を訪れ、夫人の佐知子(大谷直子)に紹介される。若く美しい夫人で、憲一のことを知っていた。しかし、特別な情報は得られなかった。だがその夜、県内高浜町赤碕の海岸で、男の自殺死体が上がったという通知が警察から入った。禎子は社用で金沢に残る本多と別れ、一人で能登半島を高浜へ向かう。もしや、と禎子はある予感を覚えたが、死体は幸か不幸か別人だった。しかし、署長がもらしたひとことが禎子に強い不安をもたらす。「この間も同じような場所で投身自殺があって、奥さんが仏に泣きすがって…」。死んだ男は35歳くらい、赤崎の子浦の人だったという。禎子は子浦へ行った。さびれた村落・日本海の荒い波−小道を歩いてゆくと、見覚えのある農家がみつかった。憲一が撮った写真の家だ。息をのむ禎子の視界に、一人の女が農家から出てくるのが映った。その女は…室田耐火の受付だった!

番組基本情報

  • 制作年 : 1983年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : TBS
  • プロデューサー : 堀川とんこう
  • ディレクター・監督 : 竜至政美
  • 原作 : 松本清張
  • 脚本 : 橋本忍、山田洋次
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