大人気の昼ドラ「ぽっかぽか」で一躍お茶の間の人気者になった、七瀬なつみの2時間ドラマ初主演作。宝石のような熱帯魚の群れ、まばゆい珊瑚礁…。日本屈指のダイビングスポット「奄美大島」海峡。その幻想的な世界を切り裂く海中殺人事件が起こった…。七瀬は、婚約者を殺害され、危険を覚悟で真犯人を追うヒロイン役を熱演し女優として新たな魅力を開花させた。最大の見所は、七瀬が婚約者とのスキューバ・ダイビングを回想するシーンで、吹き替えなしで自ら海中に潜り、体当たりの演技を見せたシーン。ダイビングが趣味と言えども、長時間の撮影にも音をあげず見事に大役を果たした。

【ストーリー】
佳代（七瀬なつみ）は人気宝石デザイナーの八木沢淳平（山下規介）との挙式のため、2人の出会いの地・奄美大島を訪れていた。だが式前日、淳平は助手・高柳（船越英一郎）や宝石店社長・園部（寺泉憲）らとスキューバ・ダイビング中に、何者かにエアホースを切断され死亡する。淳平が残した1枚の真珠ブローチのデザイン画と、事件当日、左手にしていたという赤い珊瑚を重ねたブレスレットに見知らぬ女の影を感じた佳代は、執念で宝石デザイナーを目指す晴美（有沢妃呂子）と恋人・奥宮（斎藤隆治）を浮かび上がらせる。また淳平の人気によって園部の専属を外された石黒尚美（未来貴子）も頭角を現す。次々に表面化する意外な人間関係に困惑する佳代…。そんな佳代を励ましてくれたのが真珠養殖場の真佐子（佳那晃子）だった。が、彼女の行動にも多くの謎があった。そして、思いもよらない事件がおこる。なんと園部も何者かによって刃物で刺し殺されてしまったのだ。犯人は淳平と園部を間違えたのか？

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