松本清張一周忌特別企画「或る『小倉日記』伝」

出演

松坂慶子、筒井道隆、国生さゆり、蟹江敬三、大森嘉之、佐戸井けん太、今福将雄、松村達雄、西村淳二 ほか

  • 放送未定

「或る『小倉日記』伝」は、松本清張の芥川賞受賞作で「砂の器」の原形ともいわれている作品。この不朽の名作を松坂慶子と筒井道隆主演で1993年に初映像化。生まれつき身体の不自由な主人公は母とともに、散逸したままになっている森鴎外の「小倉日記」の空白を埋めるため、鴎外の足跡を追って凄絶な母子二人三脚の旅を続ける。困難に屈することなく、力の限り目標に向って生き抜いた主人公の短くも鮮烈な人生や彼を全身全霊で支えた母の愛の強さを描く。夫に先立たれ、身体の不自由な息子を支える母・ふじを松坂慶子が好演!

【ストーリー】
昭和13年、夫に先立たれた村上ふじ(松坂慶子)は、生まれつき身体が不自由な息子・耕造(筒井道隆)を女手ひとつで育ててきた。ある日、耕造は中学の同級生の紹介で小倉に住む白川病院院長・白川慶一郎(蟹江敬三)の蔵書を整理することに。そこで彼は、森鴎外の日記のうち彼が軍医として小倉に赴任していた4年分が紛失していることを知る。4年間の“小倉日記”の空白を埋めるため調査に乗り出した耕造だが、鴎外の死後40年という壁は厚く、調査は挫折しかけていた。やがて、白川病院の看護婦・山田てる子(国生さゆり)の情報から鴎外が出入りしていた寺をつきとめる。さらに、鴎外の実弟・森潤三郎からの応援の手紙も届き、耕造の仕事は新聞で紹介される。ふじは息子の努力が報われたことを喜ぶが、自分の亡き後のことを考え、耕造が好意を寄せるてる子に結婚の打診をするが断られてしまう。それ以来てる子は耕造の前から姿を消し、事の真実を知った耕造は慟哭した。耕造の生きがいは「小倉日記」を完成させることだけになった。やがて戦争が始まり…。

番組基本情報

  • 制作年 : 1993年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : TBS
  • プロデューサー : 堀川とんこう、大木一史
  • ディレクター・監督 : 堀川とんこう
  • 原作 : 松本清張
  • 脚本 : 金子成人
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