橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(第4シリーズ)
橋田壽賀子脚本による国民的ホームドラマ第4シリーズ。嫁いだ5人の娘たちと父親を中心に、それぞれの家庭や周囲の人々の暮らしを描く。
詳しく見る泉ピン子、長山藍子、中田喜子、野村真美、藤田朋子、赤木春恵、角野卓造、東てる美、前田吟、杉山とく子、岸田智史、岡本信人、三田村邦彦、井上順、船越英一郎、草笛光子、植草克秀、京唄子、木の実ナナ、山田雅人、野村昭子、吉村涼、えなりかずき、剛たつひと、冨田真之介、小林綾子、日野美紀、倉田てつを、山辺有紀、藤岡琢也 ほか
みどころ
橋田壽賀子脚本による国民的人気ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の第4シリーズ。このシリーズでは、岡倉大吉と5人の娘たちに、母・節子の急死という突然の不幸が襲う…。いきなり家族のバランスを失った家族が、悲しみをどう乗り越えていくのかに焦点をあてている。一方、幸楽では、小姑の子ども・加津や、姑のキミに取り入る聖子の出現で、壮絶な嫁姑のバトルが展開する。本シリーズは平均視聴率24.8%、最高視聴率29.4%を記録した。
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番組データ
出演 | 泉ピン子、長山藍子、中田喜子、野村真美、藤田朋子、赤木春恵、角野卓造、東てる美、前田吟、杉山とく子、岸田智史、岡本信人、三田村邦彦、井上順、船越英一郎、草笛光子、植草克秀、京唄子、木の実ナナ、山田雅人、野村昭子、吉村涼、えなりかずき、剛たつひと、冨田真之介、小林綾子、日野美紀、倉田てつを、山辺有紀、藤岡琢也 ほか |
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制作年 | 1998年 |
全話数 | 51話 |
制作 | TBS |
プロデューサー | 石井ふく子 |
ディレクター・監督 | 井下靖央、川俣公明、山崎恆成、吉川厚志 |
脚本 | 橋田壽賀子 |
その他 | ※視聴率はビデオリサーチ調べ ※藤岡琢也の「琢」は正式には、「豕」に点が付きます。システムの都合上「琢」となっております。 |
放送内容
放送あり
全て
第1話
大吉(藤岡琢也)と5人の娘たちに突然の不幸が襲う。海外旅行でニューヨークへ旅立っていた母の節子(山岡久乃)が、心筋梗塞で急死してしまったのだ。
第2話
節子の死を信じられず、呆然とする大吉(藤岡琢也)。早速、弥生(長山藍子)、五月(泉ピン子)、文子(中田喜子)、葉子(野村真美)、長子(藤田朋子)夫妻は大吉の元に集まる。
第3話
節子の通夜と葬式が執り行われた。大吉(藤岡琢也)と娘たちはもちろん、勇(角野卓造)、キミ(赤木春恵)、ニューヨークで暮らす健治(岸田智史)らも駆けつけた。
第4話
タキ(野村昭子)を警戒する姉妹たちは、節子のトランクや財産などのことを大吉(藤岡琢也)に確かめる。節子には特別な財産はないようだが…。
第5話
病院に駆けつけた大吉(藤岡琢也)は、勇(角野卓造)の入院が2週間ほどかかり、退院後もしばらくは仕事ができないと分かる。
第6話
常子(京唄子)は、英作(植草克秀)の妹・由紀(小林綾子)に医者と見合いをさせ、本間医院の跡継ぎにするつもりだったが、由紀にはそのつもりがない。
第7話
勇(角野卓造)は五月(泉ピン子)が家出をすることになった顛末など忘れ、五月が黙って実家に立ち寄ったことを、“キミ(赤木春恵)がいつも不平を言うからだ”と指摘する。
第8話
節子の納骨の日、姉妹全員が大吉(藤岡琢也)を囲んで集まった。武志(岩渕健)もやってきて節子の骨を抱きしめ、大吉を慰める。
第9話
邦子(東てる美)母子が家出をしたことを、キミ(赤木春恵)は五月(泉ピン子)のせいにする。一時はよくなった五月とキミの嫁姑関係も気まずくなってしまう。
第10話
幸楽の疫病神・邦子(東てる美)が一流ホテルで散財した金の支払いのため、五月(泉ピン子)は勇(角野卓造)に内緒で岡倉から50万円を借りるが…。
第11話
邦子(東てる美)がクレーン車の免許を取ることになった。やっと真面目に働く気になった邦子。五月(泉ピン子)やキミ(赤木春恵)はまだ半信半疑だった。
第12話
文子(中田喜子)の息子・望(冨田真之介)が警察に補導された。一流大学の付属小学校に入れ、安心しきっていた文子はショックを受ける。
第13話
ある日、望が“本屋に行く”と言い残したまま姿を消した。文子(中田喜子)は、黙って望を外出させた大吉(藤岡琢也)とタキ(野村昭子)に当たり散らすが…。
第14話
岡倉家に正月がやって来た。妻・節子を亡くし、寂しい元日を迎えた大吉(藤岡琢也)だが、タキ(野村昭子)や勉(山田雅人)がおせち料理を作って駆けつけた。
第15話
“ちょっと家に帰ってくる”と「おかくら」を出て行ったタキ(野村昭子)が、そのまま姿を消した。タキがいなくなったことで「おかくら」も家もパニックに陥る。
第16話
タキ(野村昭子)が「おかくら」にやって来た。ここぞとばかりタキに仕事を続けてほしいと頼む文子(中田喜子)と勉(山田雅人)だが、大吉(藤岡琢也)は…。
第17話
長男・武志(岩渕健)が誰にも知らせず入籍していたことがわかり、弥生(長山藍子)は激しく動揺し、静岡の自動車修理工場で働いている武志の元を訪れるが…。
第18話
武志(岩渕健)が勝手に結婚したことを知って激怒する弥生(長山藍子)を心配し、福島から長女・あかり(山辺有紀)が上京してきた。
第19話
姑・ハナ(杉山とく子)が大阪に行く前夜、弥生(長山藍子)は良(前田吟)とハナのことで言い争っていた。良は“ハナが老人ホームを選んだのは、弥生の責任だ”と断言する。
第20話
良(前田吟)と言い合った末、岡倉に戻ってきた弥生(長山藍子)を心配して、福島からあかり(山辺有紀)が上京してきたが、弥生の言い分が単なるわがままだとわかり…。
第21話
タンスにしまっておいた弥生(長山藍子)のへそくりがなくなった。“50万円もの大金が突然消えた”と弥生は大騒ぎし、まずタキ(野村昭子)と勉(山田雅人)を疑う。
第22話
文子(中田喜子)からの電話で、長子(藤田朋子)と英作(植草克秀)は常子(京唄子)に恋人の噂があることを聞かされた。英作が一笑に付すが…。
第23話
一人息子の望(冨田真之介)が元夫・亨(三田村邦彦)に会ったり、その亨が頼みもしないのに店の資金を勝手に振り込んできたりと、文子(中田喜子)の我慢は限界に達し…。
第24話
葉子(野村真美)が太郎(船越英一郎)の妻・美智(一路真輝)に呼び出された。美智との結婚後もしばしば太郎と会っていた葉子だが、美智の口から出た言葉は意外だった。
第25話
愛(吉村涼)が乗ったスキーバスが事故を起こし、怪我人が続出した。幸い愛の怪我は軽かったが、どうしてもスキーに行きたかったためについた嘘がばれて…。
第26話
邦子(東てる美)が“同じ職場の野々下(大和田獏)と結婚する”と言い出した。財産もなければ生活力もない野々下に、邦子はやれないとキミ(赤木春恵)が猛反対する。
第27話
文子(中田喜子)と亨(三田村邦彦)がハワイから帰って来た。ハワイでじっくり話し合った結果お互いの誤解が解け、もう一度夫婦としてやり直すらしい。
第28話
文子(中田喜子)が亨(三田村邦彦)と寄りを戻し、岡倉家から去ることに。タキ(野村昭子)や勉(山田雅人)は一人ぼっちになる大吉(藤岡琢也)のことを心配するが…。
第29話
深夜に大吉(藤岡琢也)が救急車で病院に運ばれた。朝、おかくらにやって来たタキ(野村昭子)と勉(山田雅人)は病院からの連絡で緊急事態を知った。
第30話
姑の常子(京唄子)と言い争った長子(藤田朋子)が家を飛び出し、実家の岡倉家で生活を始めた。大吉(藤岡琢也)は“早く戻ったほうがいい”と心配するが…。
第31話
離婚覚悟で岡倉家に戻り、翻訳の仕事に打ち込んでいる長子(藤田朋子)を夫の英作(植草克秀)が迎えに来た。なんとか本間の家に帰るよう説得する英作だが…。
第32話
息子の英作(植草克秀)が行方不明になったと言って常子(京唄子)が岡倉家に乗り込んできた。大吉(藤岡琢也)らは“英作のことなど知らない”と言い張るが…。
第33話
福島の農家に嫁いだあかり(山辺有紀)が突然岡倉家に現れた。水耕栽培の事で夫の和夫(倉田てつを)と姑の満枝(木の実ナナ)との間に挟まれ苦労しているようだ。
第34話
五月(泉ピン子)の誕生日が近づいた。邦子(東てる美)の恋人・長太(大和田獏)は、五月にいろいろ世話になったお礼として10万円の旅行券をプレゼントするが…。
第35話
岡倉家で生活することになった英作(植草克秀)と長子(藤田朋子)の元に、常子(京唄子)が血相を変えてやって来た。感極まった常子は「親子の縁を切る」と言う。
第36話
ハワイに住む大吉(藤岡琢也)の姉・珠子(森光子)が日本に里帰りすると言う。大吉は、喜ぶ一方で、節子の死をいかに伝えようと頭を悩ませる。
第37話
臨月の佐枝(馬渕英里何)が陣痛を訴えて入院した。弥生(長山藍子)は自分の出産の時には病院にも来なかった良(前田吟)の変身ぶりを見て、嫌味を言う。
第38話
長子(藤田朋子)とちょっとしたことで夫婦げんかし、妹の由紀(小林綾子)のところに転がり込んでいた英作(植草克秀)が突然アメリカに行ってしまった。
第39話
長太(大和田獏)の娘・加津(宇野なおみ)が突然幸楽にやってきた。“幸楽に行けば長太に会える”と教えられたという加津を見て、キミ(赤木春恵)は唖然とする。
第40話
幸楽で預かっていた加津(宇野なおみ)が突然姿を消した。責任を感じた五月(泉ピン子)は途方に暮れ、勇(角野卓造)たちは心配を隠せないが…。
第41話
加津(宇野なおみ)を引き取るかどうかで、長太(大和田獏)と邦子(東てる美)の話し合いが決裂した。同情した五月(泉ピン子)らは加津を幸楽で預かると言い出す。
第42話
文子(中田喜子)の長男・望(冨田真之介)が無断外泊した。望を一流大学に入れることしか考えていない文子にとって、絶対許せない反逆行為だった。
第43話
望(冨田真之介)が家を出たまま何日も帰って来ない。心配でいたたまれなくなった文子(中田喜子)は学校に事情を聞きに行くが、逆に親の管理の問題と説教をされる始末。
第44話
加津(宇野なおみ)が幸楽を出て行くことになった。邦子(東てる美)に業を煮やした長太(大和田獏)が、離婚覚悟で加津と二人で生活する決心をしたのだ。
第45話
邦子(東てる美)が加津(宇野なおみ)を引き取る決心をした。しかし、“邦子と一緒に住むくらいなら施設に入る”と言い張る加津に、長太(大和田獏)と邦子は困惑する。
第46話
夏休みの間、ずっと外泊していた望(冨田真之介)がマンションに帰って来た。文子(中田喜子)は、ここぞとばかり説教を始めようとする。
第47話
英作(植草克秀)が幸楽で勇(角野卓造)と飲んだくれている真っ最中に、心臓発作に襲われた常子(京唄子)が救急車で病院に運ばれた。
第48話
心臓発作を起こして入院していた常子(京唄子)が退院することになった。英作(植草克秀)は長子(藤田朋子)と別居し、再び常子と二人で暮らす決心を固めたが…。
第49話
キミ(赤木春恵)が幸楽から姿を消し、邦子(東てる美)のマンションで暮らし始めた頃、松田聖子(中島唱子)という新しい従業員がやって来た。
第50話
医大の研究室に勤めていた由紀(小林綾子)が、突然大学を辞めて本間医院を継ぐと言い出した。常子(京唄子)と英作(植草克秀)が理由を聞くと…。
第51話
息子・久光(榎木孝明)との金銭トラブルのため姿を消したタキ(野村昭子)が数日経って戻ってきた。タキは久光と縁を切り、再びおかくらで働き始めた。
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毎週(月)-(金)午後5:00〜午後5:50
※1/1(水)〜1/3(金)は休止
※1/31(金)は〜午後6:40
2/3(月)まで 毎週(月)-(金)午後5:00〜午後5:50
※2/3(月)は〜午後6:40
視聴方法
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