正塚の婆さん
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正塚の婆さん

昭和38年度(第18回)芸術祭奨励賞を受賞した社会派作品。いじわるのおくに婆さん(三益愛子)がある日、検察審査会の委員に任命され…。

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三益愛子、大坂志郎、京塚昌子、多々良純、宮口精二、三国一朗、小池朝雄 ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

脚本・橋本忍、演出・大山勝美で昭和38年度(第18回)芸術祭奨励賞を受賞した社会派作品。作品のモデルはアメリカ映画『12人の怒れる男』。無作為に選ばれる11人の日本人によって、すべて民主的・自主的に運営される検察審査会。そこにある日、突然選ばれた一日本人の意識の変化と行動を通じて、民主主義の実体と国民の政治的意識を解明しながら、日本人を政治から遠ざけるものの正体をえぐる。
「正塚婆(しょうづかのばば)」とは仏教の伝説で、三途の川のほとりに住み、亡者の着物を剥いだり前世に悪事を働いたもの者を責め苛んだりする老婆のこと。健康増進にとまむしの粉を携帯し、寺のお堂で睨みをきかせる「正塚婆」にそっくりな“おくに婆さん”に三益愛子が扮する。ほか京塚昌子、大坂志郎らが共演。

【ストーリー】
町内でも有名ないじわるのおくに婆さん(三益愛子)は、人を困らせることだけが楽しみで、政治や裁判なんてものは別の世界の出来事だと思っていた。そんな婆さんがある日、検察審査会の委員に任命され、ヤクザに家をたたき壊された事件を追求することになった。しかし悪党どもは、巧妙にはりめぐらされた煙幕のため、審査会は決め手をつかむことができない。一味はおどしたり、すかしたりで婆さんを買収しようとし、ついに原告までが訴訟を取り下げてしまった。おくに婆さんは、市政の裏の醜さに直面し、やがて正義を守ろうとする強い信念が芽生える…。

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番組データ

出演 三益愛子、大坂志郎、京塚昌子、多々良純、宮口精二、三国一朗、小池朝雄 ほか
制作年 1963年
全話数 1話
制作 TBS
プロデューサー 石川甫
ディレクター・監督 大山勝美
脚本 橋本忍
その他 ※モノクロ作品

放送内容

放送あり

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視聴方法

TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。