イエスの方舟(昭和60年度文化庁芸術祭芸術作品賞受賞作品)

出演

ビートたけし、山咲千里、竹井みどり、原知佐子、小林聡美、長内美那子、蜷川有紀、田中美佐子、赤座美代子、風間舞子、辻沢杏子、斎藤晴彦、岡本麗、風祭ゆき、岸田今日子、佐藤慶 ほか

“娘を返せと親が訴え…”と大々的に報じられた、“イエスの方舟事件”を題材にしたビートたけし主演の社会派ドラマ。主人公のモデル・千石剛賢氏(マスコミには“千石イエス”と呼ばれた)の生い立ちにまで遡り「方舟」創設の動機を探る。自分のことをを心から信じ、頼ってくる女性たちを突き放さなかった千石氏。彼の行動は世間の目から見れば非常識であり、秩序を乱す行為と映る。親族とのトラブルが暴力事件にまで拡大し、マスコミの報道がさらに輪をかける…。本作はこのような事件と、その主人公が懸命に生きる姿を描いている。昭和60年度文化庁芸術祭芸術作品賞受賞作品。
【ストーリー】
昭和51年初夏、東京都下のある街で20歳の早乙女ユキ(田中美佐子)が失踪した。彼女は京極武吉(ビートたけし)が主宰する「京極聖書研究会」に身を寄せる。そこには「家へ帰りたくない」と訴える10人以上の女性信者が、武吉に救いを求めてきた。その誰もが武吉を“オッチャン”と慕い、武吉も何かの縁と彼女たちを受け入れた。翌年春、今までにも増して信者たちの親族が騒ぎ出す。それは布教に励む武吉の娘・多津子(竹井みどり)、多恵(山咲千里)を襲うほどエスカレートした。さらに、葉子(小林聡美)の父・一色(佐藤慶)が乗り込んできた。社会的地位をひけらかし、娘を返せと迫る一色に、武吉は「ご本人の意思が無ければ…」と静かに言葉を繰り返した。
その年の暮れ、手も足も出せないと傍観する警察に業を煮やした親族側はついに強硬手段に出る。その頃からマスコミの間では、親たちの手記が雑誌に載り、テレビのワイドショーでも取り上げられるほどの話題になっていった…。

番組基本情報

  • 制作年 : 1985年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : TBS
  • プロデューサー : 八木康夫
  • ディレクター・監督 : 山泉脩
  • 脚本 : 池端俊作
TBS1 TBS2