松本清張作家活動40周年記念ドラマスペシャル「黒い画集・坂道の家」

出演

黒木瞳、いかりや長介、沖田浩之、西川峰子、白川和子、中丸忠雄、樋浦勉、中本賢、北村和夫、斉木しげる、神津はづき、小松政夫、石倉三郎、車だん吉、神田利則、吉井丈絵 ほか

数々の名作ドラマを世に送り出してきたTVドラマ界の巨匠・故・久世光彦氏の演出作品。松本清張原作の持つ男と女の世界を存分に描写するため、黒木瞳、いかりや長介という最高のキャスティングで、ある中年男が若い女性にのめりこみ、しだいに嫉妬や独占欲が狂気に転じてゆく過程をリアルに描いた。黒木のあどけなさとしたたかさを合わせ持つキャバレーのホステスはまさにハマリ役で、いかりや長介扮するまじめだけが取り得の冴えない中年男を翻弄し、ついには“坂道の家”に囲われ、男の人生を破滅させていく様は圧巻だ!
【ストーリー】
昭和34年春、金を貯め込むだけが趣味という真面目一筋の寺島吉太郎(いかりや長介)が営む小間物屋に、若い女(黒木瞳)が入って来る。財布を欲しそうに見つめる彼女の様子に、ケチな吉太郎には珍しく、ツケでいいからと財布を渡す。それからというもの、彼女がいつ店に来るか気になって仕方がない彼は、とうとう待ちきれずに彼女のアパートを訪ねる。彼女がキャバレー「キュリアス」のホステス・りえ子と知った吉太郎は、その後、足繁くキュリアスに通うようになり、次第に彼女にのめり込んでいく。ある日、りえ子の部屋を訪れた吉太郎は、彼女の弟(沖田浩之)と称する男に会う。半信半疑の吉太郎は、ついにりえ子を自分のものにしたくなって、新しいアパートを借り生活の援助をすることにした。だが山口が実は弟ではなく愛人であることを知ると、吉太郎のりえ子の想いは狂気におびたものになっていった…。

番組基本情報

  • 制作年 : 1991年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : TBS
  • プロデューサー : 中村和則、岡田裕克、坂梨港
  • ディレクター・監督 : 久世光彦
  • 原作 : 松本清張
  • 脚本 : 葉村彰子
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