名女優の初々しい20代の魅力を引き出した、石井ふく子プロデュースの日曜劇場「24才シリーズ」。仕事か、結婚かの人生の選択を強いられる微妙な年頃の機微を繊細に表現した名作。特に吉永小百合は当時実年齢で出演し、等身大の楚々たる魅力を存分に披露した。

【ストーリー】
出版社に勤める秋子（吉永小百合）は結婚を前提に付き合っている秀夫（大出俊）がいた。しかし、秋子の家庭環境が原因で、秀夫の母親・忍（宝生あやこ）に結婚を反対されている。秋子の父・文人（加藤嘉）が原因で壊れた縁談はいくつもあった。秋子は父親を憎む一方だったが、その文人が亡くなり…。

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