市川森一脚本・竹下景子主演の“モモ子シリーズ”第1弾。1982年放送当時、「お嫁さんにしたい女性No．1」など清楚なイメージで人気絶頂の竹下景子が、ソープ嬢役に初挑戦して話題となった。“土地”のために狂わされている日本人の意識を、笑いの中で浮き彫りにした人間悲喜劇となっている。昭和57年度（第37回）芸術祭優秀賞受賞作品。

【ストーリー】
唐沢モモ子（竹下景子）はソープ嬢をしてためたお金で土地を買った。その土地を見にいくと、以前の所有者であった中年男・桜井（佐藤慶）に出会う。モモ子がアパートに帰ると、ヒモの弘行（堀越大史）が殺害されていた。警察に疑われたモモ子は、桜井にアリバイを証明してもらうため彼を捜す。桜井はアリバイ証言に応じるが、モモ子に「土地を売ってくれ」と言い出し…。

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