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久子の念動力シーン！
みなさん、久子の力は…いかがでしたか？
スペックを持ってしても、その力で実の娘を殺してしまった久子。
悲痛な叫びをあげる久子のカットは…奥貫さんの気迫こもった演技に、スタッフ一同釘付けでした。

奥貫さん演じる久子の表情の変化が…恐ろしかったですね。

送風機で風を思いっきりあてての撮影。

蛍光灯、テレビ画面、水の入ったガラスが木っ端微塵に砕ける撮影では、細心の注意を払い、未詳の部屋で実際に割る撮影を。想像以上の胸に衝撃がくるほどの爆破音に… 「 スゲー 」 「 どんどん音がすごくなってる 」 「 怖い！ 」 「 カメラを触ってなくてよかったよ。音にビックリして動かしちゃってたかも（ by斑目カメラマン ） 」などとスタッフ一同驚きの声。

本物のガラスを割るカットは、破片が必要以上に飛び散らないように囲いを作っての撮影。

撮影後は、すぐさま破片の掃除。

当麻と瀬文に飛んでくるガラスの破片は、本物ではなく（ 本物だったら、怪我しちゃいますね：汗 ）…分厚いビニールシートとプラスチックを破片に似せて美術スタッフが切り、2人に投げて撮影されました。

こちらはプラスチックの破片。

瀬文がコードをブッタ切って久子の足に押し付けるカットでは…。
今井監督 「 正面からも、横からも、瀬文に破片を投げてください 」
スタッフ 「 結構、勢いよくふにゃふにゃ（ビニールの破片）を投げるんで、気をつけてください 」
加瀬さん 「 大丈夫です（笑） 」
と、破片の説明があり…続いて、アクション監督の諸鍛冶さんと動きの確認。

四方八方からスタッフは、加瀬さんに向かってビニールの破片を投げます。

諸鍛冶さん 「 机に背中をぶつけて、コードに触れたほうがカッコイイ動きになります 」
加瀬さん 「 ああ、なるほど！ 」
諸鍛冶さん 「 手の動きはすばやい方がいいね 」
加瀬さん 「 わかりました 」
とあり…本物のナイフを使っての撮影。

コードを切るカット。動きを念入りにチェックする加瀬さん。

瞬時に切らなければならないため、コードに少し切り目を入れての撮影でしたが…。
「 切る瞬間がカメラに対して低い体勢になりすぎないでください 」 「 本当に切れる刃物なので、十分に気をつけてください 」 などと、緊迫したカットにさらに段取りが加わり…加瀬さんはかなり集中して本番に挑んでらっしゃいました。

怪我をしないように細心の注意を払っての撮影。

コードをブッタ切り中。

ハイスピードカメラでの映像をスタッフとチェックする加瀬さん。

本番後… 「 切るのに、少し時間がかかっちゃったけど、大丈夫かな？ 」 と加瀬さんは心配されていましたが、もちろん1発OKに！！元SITの瀬文の動きを…見事表現してくださいました！

『 SPEC 』 丁の回はいかがでしたか？

当麻の表情を撮影したハイスピードカメラの映像をチェック中の戸田さん。

次週 11月5日（金）は、『 TBS開局60周年 5夜連続特別企画　99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜 』 を放送のため、 『 SPEC 』 戊の回 （ 第5話 ）は 休止 します。
『 SPEC 』 戊の回 （ 第5話 ）は11月12日（金）よる10時からの放送となりますので、お間違えのないように宜しくお願い致します！！

撮影後の未詳の様子…。実際、この部屋は…誰が片付けるのでしょうか？野々村係長！？