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祝 『 劇場版SPEC〜天〜 』 本日公開！！
東京はお天気もよく…公開日和となりました。
赤坂サカスのSPECギャラリー＆CBC餃子の販売も大好評営業中。
『SPEC』ギャラリーは8日（日）までなので、ぜひ赤坂サカスにいらしてくださいね。

さて、昨日約束した通り、「デッドエンド」シーン撮影の後編をお届けしたいと思います。

神戸の首の傷を見つけた当麻は、望がスペックホルダーであると認識し、発砲。

そこからの久遠望の変わり様は…とても恐ろしかったですよね！
谷村美月ちゃん、恐るべし!！

さて、ココからは写真にて撮影の様子をお届けします。

撮影中のモニター。「望は、正体が当麻にバレてからは、笑いながらやさぐれたかんじでセリフを！」と堤監督

「QUE と ENの間、少し空けて書いて！」と堤監督。こちらは戸田さんの直筆です。

サトリます中。「ポーズが何か少し違うなぁ」と戸田さん。「ホントに？（笑）」と美月ちゃん。出番待ちの恵里菜ちゃん自ら“サトリポーズ”を指導。戸田さん、美月ちゃん、神木くんも!?サトリポーズの練習をしていました。

望が当麻の心をサトル部分では、 「 口調をだんだん、怖くして！ 」 「 サトリポーズの手の幅をだんだん狭めて！ 」 「 キリっ、キリっとポーズを取って！ 」 などと、次から次へと美月ちゃん演じる望に演出を加えていく堤監督。美月ちゃんは堤監督の要望に、ひとつひとつ丁寧に演じられていました。

望が神戸の血をなめるカットを撮影。「指に血をつけて、それをなめて。唇と歯にすり込むような感じで」と堤監督。

「“KING亡き後だって、傷つくな〜”で、当麻と同じ“ペイッ！”のポーズを取って」と堤監督。本番前、動きだけでなく、表情も似せるため「コレでOK？」 「OK！OK！」と神木くんは戸田さんに表情のチェックをしてもらっていました。

「サトリます」「サトレない」

サトリを召喚するシーン撮影開始！

恵里菜ちゃんも傍でスタンバイ！

召喚される動きは一部VFX。サトリ登場！

「当麻さん、サトリの頭をギュっと押さえて！」と堤監督。

「当麻の左手とサトリの右手を合わせ、首をカクっとして、カッと目を見開いて！！」と堤監督が2人の動きを作っていく。台本では「当麻とサトリ、同調する」とだけ書かれていました。

「サトリます」というポーズを取る際、動かない左手をどうするか堤監督と相談していた戸田さん。話し合いの結果、「ここは左手もポーズを取ろう」ということになりました！

時間が有ればサトリダンスを練習していた3人。間違わずに合わせるのが難しく、途中、笑ってしまうなど何だか和やかなムードに！

そんな姿を、モニタで見ていた堤監督は「今から戦おうとしている3人が笑ってる…」とポツリ。

円形レールを引き、その真ん中で3人がサトリダンスを踊ったり、カメラの位置を変えて、それぞれの表情を狙ったりと…、何テイクも重ねました。

“オリジナルがコピーに適うわけねーだろ”の部分。「女子高生の友達同士みたいに、腕を組んで、“キャハ”で、手をアゴにつけて！」と堤監督。2人がポーズを決めると…スタッフから笑いが！！「何で笑うんですかーー！」と戸田さん、すかさずツッコミ！！

当麻が望にスペックを説明するカットでは、「当麻の語尾をサトリも繰り返して！」と同調しているような芝居を追加する堤監督。

続いても、台本では”モップの柄で叩き落される”となっていた望カット。堤監督の演出で…。

「“幸せは〜ある　にゃー！！”でサトリを投げて！」と堤監督。「サトリを！？」と戸惑う戸田さん。

「“にゃー”で思いっきり。キリっと！」と堤監督。「タイミングが難しいなぁ」と本番直前までエアー練習していた戸田さん。

実は、 「 “ サトリブーメラン ” にしようかな 」 「 うりゃ、かな？ 」 と色々なアイデアを出して試していた堤監督。
最終的には “ 幸せは〜ある　にゃー！！ ”となったのですが、タイミングを合わせるため「 “ さんはい ”って言いましょう 」 となりました。
「 照れちゃダメだよ。真剣な表情でね！！ 」と堤監督。

何度かチャレンジし、見事成功！！「ヤッター！」と戸田さん。

サトリが望にぶつかるカットは、低い体勢からぶつかる動きをして撮影されました。

続いて、冷泉さんを召喚。「“ひえこむいずみと書いて冷泉です”と言ってください」と堤監督。それには、戸田さん大笑い。

陽太（ニノマエ）がレモンとサツマイモを投げるカットでは、「両手で不器用に投げて。ニノマエはそういうのが下手な人です」と堤監督から神木くんに。

台本では冷泉さんもレモンでしたが、現場でサツマイモに変更。「サツマイモは吸えないけど、絶対に水分はあるから、吸ってください！」と堤監督。

古戸のスペック登場。「左手で右側の髪の毛をよけ、右手で右の耳たぶを触り、腕を少し挙げると同時に、カっと目を見開いて！そこは冷静にやってください」と堤監督。動きを細かく指示されていました。

風で飛ばされるカット。前からの風、横からの風、人の手で、戸田さんを後ろに倒しました。

「古戸さんの力だと蛍光灯が割れたよね…」ということで、ガラスを割ることに！！

ハンマーをぶつけ、実際に鏡が割れる瞬間を撮影しました。

観察メモ　VOL.158 へ続く。