人形町の人々

各話に登場する人物を紹介します!

コウジ・タチバナ役 谷原章介さんからのコメント

(写真) イギリスで育っていて、外国人のような考え方をしている人です。でも見た目は完全に日本人ですし、三次元のドラマの中でどう形にしていくか、悩みましたね。やりすぎてしまうと、コメディのようになってしまいますし、原作や台本のイメージとのバランスをとるのが、とても難しかったです。一緒にいる多美子さんや峯子さんの印象にも関わってくるので、なるべくさらりとした演技をしようと心がけました。

(写真)個性的ではありますが、とても正直な人です。彼は「自分のルールはこうだ」と常に言っているのですが、自分でルールを作っている人というのは、そこに頼っている部分もあって、繊細なんだと思います。そういうところを見せられるシーンはないんですけれど、コウジのこだわりとして立たせたいですね。
ぼく自身は、ルールということではないのですが、芝居をするときの第1歩目の踏み出しを、必ず左足からにしています。カメラの位置や、相手の方の立ち居地で、右足から出たほうがいいこともあるんですけれど、どうしても左足から出してしまいます。特に理由はなくて、験かつぎみたいなものですけれどね(笑)。

草刈民代さんは凛とした方ですね。一つの分野で道を極めた方が持つオーラというか…でも、とてもさっぱりした方で、同じ空間に一緒にいて、心地のいい方でした。
阿部寛さんとも、実は初共演です。同じ雑誌出身なんですが、ぼくは阿部さんが卒業されてからデビューしたので、当時もご一緒したことがなかったんです。初めての共演なのに、後輩のぼくが、役とはいえ同等の口をきくのは恐縮しましたけど、楽しかったです。

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