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「前半の加速を」と意欲 桐生、世界陸上へ

2013年8月7日(水)10:33

陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01をマークした17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)が7日、初めて挑む世界陸上(10日開幕)の開催地モスクワへ向かう成田空港で「ゼロとしてスタートに立ちたい。しっかり前半の加速をしていきたい」と意気込みを語った。10日に100メートル予選に登場する。

桐生は2日に全国高校総体の200メートルを制し、100メートルと400メートルリレーを合わせた3冠を達成。その後は休養を優先し「10時間ぐらい寝て、自分でマッサージした。だんだん楽になってきた」と明るい口調だった。6月のダイヤモンドリーグ第7戦(英バーミンガム)以来2度目の海外レースに「ボルト選手(ジャマイカ)がどんな動きをするのかしっかり見たい」と目を輝かせた。

男子200メートルと400メートルリレーに出場する飯塚翔太(中大)は「やれることはやったのでレースが楽しみ」と語った。