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ドーピング関与を完全否定 ボルト、大会前日の会見で

2013年7月25日(木)20:40

【ロンドン共同】陸上男子100メートルと200メートルの世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)が25日、ダイヤモンドリーグ第11戦、ロンドン・グランプリ(26、27日)を前にロンドンで記者会見し、陸上界にドーピング違反が相次いでいることに質問が集中する中、「私はドーピングをしていない」と自らの関与を完全否定した。

100メートルの前世界記録保持者、アサファ・パウエル(ジャマイカ)が検査で陽性反応を示したことに「もちろん驚いたが、今後詳細な結果が出るのを待たなければならない」と多くを語らなかった。罰則強化が議論されていることには「自分はルールを決める立場にない。今は(8月の)世界陸上に集中するだけだ」と述べた。

大会はロンドン五輪1周年を記念して行われ、ボルトは100メートルと400メートルリレーに出場する。