- 原作 -
大崎 梢 「スクープのたまご」 (文春文庫)

大崎梢「スクープのたまご」(文春文庫)
「何で私が週刊誌に!?」
憧れの大手出版社「千石社」に入社し、充実した日々を送っていた日向子は、突然、週刊誌「週刊千石」への異動を言い渡される。約一年前まで普通の女子大生だった自分が、スクープ記事・人の命がかかった事件記事を扱う、「お近づきになりたくない、イメージの悪い雑誌」を作る側になろうとは! 「無理、ぜったい無理!」と怯える気持ちをなんとか隠し、「日本の最前線」の週刊誌部員として働き始めた日向子がはじめに任されたのは、有名イケメン社長の調査と、連続殺人事件の指名手配犯人の関係者への取材だったが—— 一緒に働く記者、上司、他部署の同期たち、取材で出会う一般の人、事件の渦中の人物と仕事をする中、「あまりに普通」の日向子に一体何ができるのか。
原作者 ・ 大崎 梢さんコメント
週刊誌ってなんだろう。
「スクープのたまご」を書き始める前から考え、今も課題のように自分の中にあります。
このたびの映像化にあたって、「なんだろう」という疑問の先にあるものを、ドラマなりの盛り上がりや緊迫感と共に見せてくれるのではと期待しています。
すでに、ただならぬ意気込みは感じ取っています。
ドラマチーム、頼もしい!
放送を楽しみにしています。
- コミック -
原作:大崎 梢 /
漫画:市丸いろは
「スクープのたまご」 (文藝春秋)

大崎 梢/市丸いろは「スクープのたまご」(文藝春秋)
2025年9月16日発売
スクープを掴め!
アイドルのスキャンダルから殺人事件まで、スクープ掴んで大砲打ち上げる!
老舗出版社・千石社の入社2年目社員、信田日向子24歳。
体調を崩した同期社員のかわりに、急遽「週刊千石」編集部へ異動が決まる。
「絶対無理!」
怯える気持ちを押し隠し、未解決の殺人事件やアイドルのスキャンダル写真のたれ込みなど、ハードな取材に挑戦する日向子。
日向子は毀誉褒貶かまびすしい週刊誌の仕事に、自分なりの意義を見出していくことができるのか?