インタビュー

見どころのひとつとして、詐欺をするシーンがありますが。

すごい楽しみです。これは、唯一視聴者になれるシーンというか (笑)。自分が指令を出しているんですけど、僕はあくまでも陰でやっている立場なので、そこに出てくださるゲストの方だったり、それこそ錦戸君や戸田さんの変身ぶりだったりとか、素直に楽しめると思います。台本の段階でかなり振り切れていたので、それが映像化されてどうなるのかというのは、一視聴者として楽しみな部分ですね。

また両親が殺され、復讐というキーワードが浮かび上がりますがいかがですか？

そこはそんなに描くつもりはないです。ま、僕が書くわけじゃないから何ともいえないけど (笑)。また、僕が書きそうになっていましたね (笑)。「復讐」ということにピントをあてると、僕は『魔王』には勝てないと思っているので。そこで勝負するっていうのは、ちょっと違うかなと感じています。三人とも復讐するほど強くはないし、弱っているところは弱っているし、痛んでいるところは痛んでいるので。誰かが殺されたから殺すという種類の話ではないですね、『流星の絆』の方は。だから、「復讐」という言葉に関して言えば、僕たちが行動する中で最終的に結びつくものなのかなと思っています。 ( → )