今朝のスタンバイ

2008年11月24日(月曜日)

朝刊読み比べ

森本毅郎
元厚生事務次官襲撃事件、動機は見えず
【各紙】

(音声配信は終了しました)
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ニュース・ズームアップ

01.APEC首脳会議で異例の特別声明。18ヵ月で金融危機克服

ペルーのリマで開かれていたAPEC首脳会議は、一度発表した特別声明に「金融危機は18ヵ月間で克服できる」という文章を急遽付け加え、閉幕した。危機の終わりをなんとか見つけたいという強い決意の表れだが、焦りにも見える。アメリカの不良債権処理は進まず、中国・ロシアの景気は減速。「18ヵ月」という数字を持ち出してきた根拠は薄い。

02.元厚生事務次官殺害事件、46歳の男が逮捕。動機はいまだ見えず

元厚生事務次官が相次いで襲撃された事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕された男について埼玉県警は、まずさいたま市の元事務次官夫妻の殺人容疑で再逮捕する方針。

  渋谷和宏
コメンテーター:渋谷和宏さん
日経ビジネス・アソシエ編集長
渋谷和宏 のズームアップ+α
明日、7-9月期米GDP改定値発表。市場の動きは?

(音声配信は終了しました)

ニューススクランブル

01.APECでドーハ・ラウンド年内合意の特別声明

APEC首脳会議では、特別声明にWTOの新多角的貿易交渉、いわゆるドーハ・ラウンドの大枠合意を今月に達成するという強い決意が盛りこまれた。しかし実現は簡単ではない。こうした状況の中、環太平洋FTAにアメリカ、オーストラリア、ペルーが相次いで加盟を表明し、その存在感がますます強まっている。 ・

02.米露首脳会談、グルジア問題は平行線

ブッシュ米大統領とメドベージェフ露大統領はAPEC開催中のリマで首脳会談したが、ミサイル防衛の配備計画やグルジア情勢をめぐる対立は解消できず。その一方で、ロシアの中南米への進出で新たな対立材料が鮮明になった。

03.道路交通量予測を下方修正

国土交通省は、道路の交通量は2020年まで増加を続けるとしていたこれまでの予測を、今後は毎年0.1%前後減少するという見方に変更すると発表した。今後の道路建設に影響を与えそうだが、国交省は「必要な道路は造る」という方針は変えない。

04.すかいらーく廃止、ガストへ転換

経営再建中のファミリーレストラン「すかいらーく」は、今後は店舗を縮小し、低価格の「ガスト」や都心型の「ジョナサン」などに転換する方針を固めた。日本に郊外型ファミリーレストランを定着させた老舗の名前が消えるかもしれない。