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2006年04月21日 |
注目の街シリーズその4〜西葛西 |
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スペシャルウィーク2週目の今週は、スタンバイ!が注目する5つの街を紹介します。4日目の今日は、インド人を街中で多く見かける東京都江戸川区の西葛西に注目しました。
リポート担当は泉貴子です。
インド人が日本に急増!
実は、6年程前からインド人が急速に増え始めていて、今ではその数23区内でおよそ6000人、その内、1000人ほどがなんと江戸川区に集中している。
どうして、日本にインド人が急増しているのか、
6年前から日本に来ているジャヤント・クマルさんは
「99%は、ITのおかげ。日本の場合はIT技術者が足りない。後は、物価が(日本は)高い。結局、製品を作る時、安く作って高く売りたい。そのためには、どうするか。インドのエンジニアがいいじゃないか、となる。日本のお客様がインドのエンジニアが欲しい言う」
クマルさんもデリーに本社があるIT企業、NIITテクノロジーに勤める営業マン。
今、中国が経済成長真っ只中で、注目されているが、これから伸びる国として注目されているのが、実は、インド。
インドと中国は似ていて、「豊富な人口」、「高大な国土」、
そして何より、「物価が安い」 この3つの条件を満たすことにより、中国が伸びたようにインドも経済成長を成し遂げると言われている。
どうして、西葛西!?
クマルさんは、
「インド人コミニュティがあって、その人が経営するレストランがある。後は東京駅に近い。さらに、ディズニーランドが近い。子供がディズニーランド好き。インド人なら誰でも好き」
一番大きいのは、インド人コミュニティ「江戸川インド人会」
インド人が来日してまず困るのは、食事。宗教の関係でベジタリアンが多いため、外食が難しかった。そこで、25年以上前から日本に来ている人が西葛西にインドレストランを経営していて、そこに人が集まり、
お互いを助け合うために2000年に会を発足。
当初は30人足らずが、クマルさんもそうだったらしいですが、
来日して、友達に東京でどこがいいかと尋ねると、みんな「西葛西」と答えるので、人が芋づる式に集まり、今ではその数、1000人ほど。
このコミュニティは、情報交換の場として使われ、
ヒンズー教のお祭りを祝うためのイベントをしたり、区民センターでスポーツしたりとか、地元との交流を図るため、夏のお祭りにも参加する。
インド国際学校
インド人が増えてきたことで、1年半前に学校も登場。
「インド国際学校」のジェイン・ニルマルさんは、こう語る。
「国際学校(インターナショナルスクール)があるけどカリキュラムが違う。インド本国と同じカリキュラムがいいという声が多かった。それに国際学校は2、3倍の料金が掛かる。私たちはNPOだから安い。今は、学校があるからインドからもっと人が来るようになった。学校あるから(日本に)行きましょうとなる。」
インド国際学校は、江戸川の隣、江東区の森下にある。
ニルマルさんは、30年前に日本に来て、インターナショナルスクールなどで働いていた。 その内、インド人が増えてくると、学校を作って欲しいという要望が高まり、学校を作った。
最初は、生徒数が約30人だったのが、今では13歳から14歳の生徒140人もいて、学校校舎の大きさの問題で入れない子供がいるくらい。
インド人のためのカリキュラムと話していたのは、インドは受験戦争が激しいためだ。 IT関連の人たちで来た人は、企業のプロジェクトごとに呼ばれる場合が多く、半年から3年くらいで帰る人が多い。
だから、子供が帰ったらすぐに勉強についていけるようにとインド国際学校がつくられた。
インド人は日本が大好き?
この学校で、日本語と書道などを教えている石澤浩美さんは
「2,3年で帰る人が多いのに、みんなすごい日本人が好きだし、インドに帰ったら、日本のことを教えたいから、一生懸命勉強する。お母さん方もすごく積極的、インドに帰ったら日本語を教えたいとおっしゃる。日本語検定を受験するから、教えてと迫ってくる。この前、和太鼓を駅前で聞いて、教えて欲しいと言われて、私もちょうど習っているから、ぜひ、みんなでやろうとなった。みんな、日本がとってもいいと話しています」
実は、インドでは今年から日本語を第2言語として小学生に教えるプログラムが始った。 でも、インドには日本語を教える先生がまだまだ足りない。
だから、みんな日本で習って帰国したら先生をしたい人がいっぱいいる。
しかも、石澤さんはインド人は日本人と感覚がすごい似ていると感じたとのこと。 インドが今後成長してくれば、日本とインドはもっといい関係になれるかも・・・
担当ディレクター 境 祐介 |
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