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2006年02月02日
 江戸前アユ復活大作戦

2日の現場にアタックは、江戸前アユ復活大作戦についてお送りしました。

担当は、泉貴子です。

東京都水産課の山崎さんと泉 再来月の18年度から東京都は、多摩川の江戸前アユ復活大作戦を行います。
「江戸前アユ」とは、東京で生まれ育ったアユのことで、この江戸前アユを多摩川に呼び戻そうと、都は一大作戦を展開します。
東京都農林水産部・水産課長の山崎勇さんに伺うと、「水産業振興プランっていうのを作っていて、いわゆる川に対関する水産業のこと。
豊かな川を取り戻そうということで、18年度から10年プランで考えている。
江戸から昭和初期の話、多摩川はアユの川として有名だった。
川が汚染された頃には多摩川に鮎が遡上してこなかった。
しかし昭和50年代くらいにかけて水質が改善され、アユが帰ってくるように。
そこに江戸前アユを復活させようという試み」ということでした。
浄水技術の発達のおかげで、水質が改善され、また地道な放流活動によって、4年前は何と年間100万尾のアユが多摩川で見られたそうです。
これだけいればいいのかと思うのですが、これはほとんどが他から稚魚を買って放流したアユが戻ってきたモノ。
全部が本当の江戸前アユでは無いそうです。
多摩川漁協の佐久間さんと高野さんと泉多摩川漁業組合の高野正次組合長はおっしゃいます。
「琵琶湖から買ってきて義務で放流するけどよ、それはよそから買ったので、東京で生まれたアユじゃない。
それじゃ江戸前アユじゃない。
都民にしても江戸前アユって言うと、見方が違う。
江戸前の遡上の鮎の方が色が濃いんだ。
味は美味しいです。アユが孵化していっぱいいたら、喜んじゃう。
生きててよかった」
川の漁業組合は、釣りのお客さんのために魚を放流する義務があるそうで、そのために琵琶湖などから稚魚を買ってくるそうですが、本当は江戸前のアユを釣って欲しいと高野さんは願っています。
で、その江戸前アユの復活のために、まずは産卵場所を作ることを去年の10月に試験的に始めました。
まずは石を川にはいって洗います。
アユの卵は、石がきれいでないと付着せず、流れていってしまいます。
では、川のどんな場所に産卵場所を作るべきかなど、まだまだ手探り状態だそうです。
また、多摩川のアユを増やすのには、産卵場所を作るだけではダメなんです。
それは、カワウが多摩川に飛来し、エサとして川魚を中心に食べるんです。
特に最近は川が平坦化しているため、アユが大きな岩の陰に隠れられないので、来年度は巨石を投入するのではなく、まずPC上でシミュレーションして、流速だとか、どんな変化するとか護岸に影響与えないか検証する事を行うそうです。
このカワウ、毎日2〜300羽やって来て、アユを一回で15〜20尾は食べてしまい、年間2520万円の被害になっているそうです。
一時は絶滅も危惧されたカワウは、現在保護種のため、数を減らせないので、アユなどの川魚には驚異となっています。
そこで隠れ場所となる石を投入するわけですが、それも自然環境を壊してしまわぬようにコンピューターでシミュレーションするわけです。
はたして、江戸前のアユが見られるようになるのでしょうか?

リポーター 泉貴子

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