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2005年09月15日
 救急タクシー、「サポートキャブ」にアタック

9月15日の現場にアタックは、9日から始まった、サポートキャブについてお送りしました。

担当は泉貴子です。

元々、今年の4月に民間の救急車が認められ、東京消防庁が管理する東京救急協会が作った東京民間救急コールセンターで民間の救急車を呼べたんですが、とにかく車両の台数が少ないので来るのに時間がかかるのと、一回呼ぶと非常にお金がかかるため利用が少なかったんです。
そこで今度はタクシー会社に協力してもらい、病院まで送り届けるサービスを始めたのが、このサポートキャブなんです。
東京消防庁・消防指令補の、熊井規夫さんと泉 東京消防庁・消防指令補の、熊井規夫さんに伺いますと、緊急性の無い患者さんに、救命技能検定を受けたタクシー運転手が足代わりになって運送を行うもので、ただのタクシーと違うのは東京民間救急コールセンターがどの病院に行くべきか相談に乗ってくれ、話を通しておいてくれるため、タクシーの運賃だけであとは乗るだけなんです。
現在はおよそ500台のサポートキャブのタクシーが走っていて、将来的にはもっと増える予定です。
ただ、タクシーがどんな患者さんにも対応するわけではなく、緊急性のない患者さんにのみタクシーが対応すると言うことでした。
この救急性の無い患者さんとはいったい何か?
実は、軽傷だったり、移動手段がなかったり、また、どこの病院に行けばいいか分からないから呼んだりする人たちのことを指します。
国際自動車株式会社労務部の浅木隆康さんと泉このような人たちが増えたため、救急車の出動件数は増え、結果、救急車が現場に到着する時間が延びてしまい、助かる命も助からなくなってしまうと言うことでした。
ただ、救急車を呼ぶ本人も、本当に困って救急車を呼ぶため、一概に悪いとは言えないそうなんです。
そこで重病でない方にはサポートキャブを利用してもらい、救急車の出動件数を抑えたいということです。
参加したタクシー会社、国際自動車株式会社労務部の浅木隆康さんにお話を伺うと、社会貢献もあるが、救急技能検定を受けたドライバーがいるタクシーということで、タクシーのイメージアップのためにもなるとお話下さいました。
国際自動車株式会社のドライバー高橋利章さんと泉 実際、対応したこの道15年の運転手さん、高橋利章さんにお話を伺うと、ふつうにお客さんを乗せるよりは少し慎重に乗ったそうで、自分ではこういった救急技能検定は受けないが、会社の方針で受けたため、救命への意識が高まり、対応にも自信が出てきたとおっしゃいます。
このサポートキャブ、現在参加しているタクシー会社はこの国際自動車だけ。
国際自動車のサポート地域は東京23区と武蔵野市、三鷹市に限られているので、このサポートキャブはそこでしかサービスを行えないんです。
ですので、もっと多くのタクシー会社が名乗りを上げ、サポート地域を広げていってくれればと思います。

担当 泉貴子 

東京民間救急コールセンター 
0570−039−099

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