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2005年09月01日
 9月1日は防災の日!〜部屋の中は思ったより危険〜

今日9月1日は防災の日という事で、家の中の防災対策についてお送りしました。

担当は泉貴子です。

日立東日本ソリューションズという会社が、家の中の危険度を診断する「室内危険度診断システム」を、1日からHP上で公開しました。
(http://www.hitachi-to.co.jp/products/sindan/index.html)
このHPを開発担当した日立東日本ソリューションズ企画センターのアベ・イクオさんにどんなHPか伺うと、「PCの画面上で部屋を再現し、家具がどの辺が危険か?
色々飛んできたり、倒れたりし、どれくらい広がるかをシュミレーションする。
耐震対策しても、天井が抜けたり、金具がしっかり付いてなかったり。
このシステムで言いたいのは、住み方を考えようということです。」ということでした。
実際やってみると、家具が少ないので安心していた部屋でも、結構危ない箇所って多いんです。
このページでいろいろなレイアウトにしてみて、安全な部屋の配置を考えてみようと思います。
実際、阪神大震災の時、死者のおよそ8割が建物や家具の下敷きになっていました。
思っていたより家の中って危ないんですよね。
街でお話を伺ってみると、皆さん、防災の日が近づいたり、地震のニュースを見たりしないと、あまり対策をとらないようです。

天野彰さんと泉 災害対策のポイントについて、1級建築士で、「地震に勝つ家、負ける家」の著者、天野彰さんに伺うと、「タンスとか収納家具が倒れなければ、家がつぶれても支えてくれることもある。
収納家具が倒れないのが第一。
次に、地震がおさまったら火が来るので、家の中から脱出しなくてはいけない。
地震は8があってもおかしくない。」ということでした。
再び天野さんに、どんな災害の対策が有効かを伺うと、意外とやっていないのが、硝子が割れて飛び散らないようにする対策だそうです。
部屋にいるときは、たいてい裸足で、せっかく地震の後、助かっても、部屋一面割れた硝子が散乱していたら、外にはでられない、と言うことです。
有効なのは、硝子の飛散防止フィルムだそうです。
そのほかにも、倒れるのを防ぐため、冷蔵庫をすこし壁側に傾けるように置き、ポイントは壁から少し離さないと壁にぶつかり跳ね返って倒れてくる、とか、
棚はL字型に配置して、棚自体が自立して倒れないようにするなど、色々と教えてくれました。
色々とどういう事が起きるのかあらかじめ考えて置けば、様々に対策を練ることが出来ますよね。
一気に対策をするのではなく、大事なところから少しづつ、災害対策をしていきましょう。

担当  泉貴子

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