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2004年09月23日
 秋の全国交通安全運動実施中〜「この先、絶景のため前方注意!?」

だだいま秋の全国交通安全運動実施中!
ということで、やってきたのは、横浜のみなとみらい地区。

正面に観覧車、ランドマークタワー、クイーンズスクエアー、ワールドポーターズ、横を見ると赤れんが倉庫、さらに振り返るとベイブリッジと360度、素晴しい夜景が見えるのですが、あまりに景色が良すぎて、脇見運転による事故が多発しているということなんです。

事故が増えているのは、みなとみらい地区を通っている国際橋から万国橋の間の道。
取材した昨日現在で、今年に入って20件24名の人身交通事故が起きており、昨年、同時期で6件だったのに比べると14件も増えているとのこと。しかもその多くは、景色に見とれていたことによる前方不注意や信号無視による事故で、やはり若いカップルや、地方から観光に来た熟年の夫婦が多かったということです。

増えた理由については、今年になって、2月にみなとみらい線が開通するなど何かと注目を集めたみなとみらいは平日で2万人から2万5千人、休日になると5万人前後の人出があり、また道路などもきっちり整備され交通量が増えた事や、2001年9月のアメリカ同時多発テロの影響で湾岸の警備が厳しくなり、近くの夜景スポットだった山下ふ頭などが夜間入れなくなったということなどがあるのではないかということです。

この夜景による事故を減らすべく、この地域を管轄する横浜水上暑は秋の全国交通安全運動という機会に、交通係、総勢4名(他の警察署にはだいたい少ないところでも10人前後はいるそうですが)を総動員して、手作り感満載のチラシを2000枚を作成し、25日に配布するそうです。

実はこの横浜水上警察署。交通安全には、特に力を入れる理由があります。というのは、この署は、つい最近、交通死亡事故の発生件数ゼロが連続8000日を越えたばかりでなんです。8000日といえばおよそ22年。これは全国の警察署では統計がなく調べられないものの、神奈川県内では最長記録で、しかも現在も更新中だということです。今回、お話をお伺いした交通地域課、中村課長としても、「自分の代でその記録が止まってしまうのは、胸中穏やかではない。」とこれから年末にかけて夜も長くなるので、継続して注意を呼びかけていきたいとおっしゃってました。

自分の為にも中村課長のためにも、みなさんきれいな夜景による脇見運転には十分注意しましょう。    
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