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2004年09月22日
 アートで東京東側を活性化

今日は、神田から日本橋、浅草橋、馬喰町、八丁堀という東京の東側全体の街の活性化を目的とした「CET04」というイベントを取り上げました。

この「セントラル・イースト・トウキョウ(CET)2004」とは、 神田や日本橋周辺のビル空室問題の解決と東京の西側、渋谷、新宿、青山などに対抗するために立ち上げられたプロジェクトです。
街に未利用のオフィスが余る中、それをアートの場として使用しようというものなので、東京の東側全体がギャラリーになっています。

このプロジェクトは誰か1人が発起人となったわけではなく、 第一線の芸術家、デザイナー、建築家などが集まって結成されました。
昨年、同じようなイベントがあり、今回はそれを継承発展させたものになっていて、参加者はプロの写真家やデザイナーから見習や学生まで約100組が参加。実行委員がオフィスビルの空室など約80箇所を無償か格安で借り、クリエーター達がこうした物件や店舗、路上などに思い思いの現代美術作品を展示しています。

同実行委員長の橘昌邦さんは「単に人を埋めてもしょうがない。街を元気にしないと意味がない」
実際の昨年のイベント後、デザイナーら20人近くがこの地に拠点を移し、さらに昨年のイベント来場者の中にもオフィスを借りた人もいました。

写真家の池田昌紀さんは「CET」に参加することを 「作品を作るだけじゃいい作品は作れない。ギャラリーでできることをやっても意味がない。この場所でできないこと、この地域でしかできないことやるからこそ意味がある」
地域の活性化だけではなく、クリエーターにとっては交流の場にもなっている「CET」は、一過性のイベントではなく先のものにするため、橘さんは「クリエーターが入りきれないほどビルを埋めていきたい。埋まったら埋まったで、その時また考えていきたい」と意気込み、色んな計画を練っていました。


この「CET04」は今週の26日(日)まで開催されています。
問い合わせは事務局03(3253)6355

レポーター 近堂かおり
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