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2004年04月16日
 横浜市民が大合唱の「横浜市歌」

4月16日、金曜日の「現場にアタック」は、横浜市をクローズアップしました。

先日、このコーナーで川崎市の歌「川崎市歌」をお伝えしたとき、遠藤泰子さんが、出身地の横浜の歌「横浜市歌」を突如歌い出し、スタジオ内は大盛り上がりになりました。
リスナーの皆さん、覚えていらっしゃいますか?
この「ハプニング」に直面された森本さんは、もうビックリ!

ところが、横浜市歌をスラスラと歌えるのは泰子さんだけではなかったのです。
番組独自の調査で老若男女50人に伺ったところ、なんと88%の方々が「歌える」と自信を持って答えて頂きました。
横浜市歌を歌えることは、横浜市民の皆さんにとって、「常識」のようです。
実は私、近堂かおりも横浜出身なんですが、6月2日・開港記念日の前の日に行われる開港記念式で歌うために、子供達は小学校で練習を重ねます。
横浜市の教育委員会では、独自の指針で、校歌と横浜市歌を適切に応じて指導しなさい、と定められています。
そのため、ほとんどの市民が歌うことが出来るというワケです。

その「横浜市歌」ですが、誕生から95年と、歴史が大変古いのです。
横浜市教育委員会の花塚徹雄さんに伺ったところ、横浜市歌は明治42年に横浜開港50周年を記念して作られました。
作詞は森林太郎(鴎外)で、当時の市長が直接依頼したそうですよ。
作詞料は100円。これは当時、家一軒買える値段だったそうです!!
ちなみに、作曲は当時、ドイツ帰りの新鋭の作曲家、南能衛さんです。

そんな歴史の香りが漂う横浜市歌ですが、現代では開港記念式だけではなく、市の小学校6年生全員が参加する体育大会、横浜文化賞の授賞式、成人式など、様々なイベントで歌われています。
特に成人式では、20歳の若者が非常に元気良く歌うということで、この様子を見た市の関係者も「若い人が一生懸命に歌う姿にビックリした」と驚いています。
私は成人式では横浜市歌を合唱した記憶はありませんが、横浜出身の人とは必ずと言って良いほど「横浜市歌」の話題で盛り上がります。
おそらく、横浜以外の方にとってはちょっとビックリする光景だとはお思いますが、この市歌と共に育ったハマっ子は、歌うたびに地元への愛着を、より深めているのかも知れません。

皆さんも、地元の歌、探してみてはいかがでしょうか?

レポーター近堂かおり
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