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2004年04月07日
 美術館のショーウィンドーに大学生が挑戦!

銀座を代表する資生堂や和光など、老舗7点をイメージしたショーウィンドーのディスプレーデザインを芸術系大学の学生達が提案、発表した「銀座スペースデザイン・学生コンペティション入選作品展」という展覧会が銀座のTEPCO館で開かれました。
ここに飾られた作品は今年の秋に銀座のショーウィンドーを飾るかもしれない作品なんです。

この企画のきっかけは銀座で画廊を営む山本豊津さんに武蔵野美術大学の学長と銀座通り連合会の会長さんからそれぞれ銀座の街と学生を結びつけられないかという提案があり、それを一緒にして始りました。

この企画に企業が参加する意義を資生堂の田中ディレクターは「街の活性化とデザイナーのものだったショーウィンドーの枠を広げたい」と話していました。

この企画の面白みは企業賞を取ってもショーウィンドーになるかわからないということなんです。
企業にとってショーウィンドーはお店の顔であり、そこに学生の作品を出すことは企業側も試されているため、満足する作品を学生と企業が制作できない限り、ショーウィンドーを学生の作品が飾ることはありません。
ですが、学生にとってはショーウィンドーを飾れるかわからないということが逆に面白みになっているのです。できるかわからないから挑戦する。そのことにこの企画の意義を学生は見出していました。わからないから面白いということです。


展覧会は終ってしまいましたが、秋に銀座のショーウィンドーを注意してみていると、いつもとはちょっと雰囲気が違う作品が飾ることがあるかもしれません。それはきっと大学生の作品です。 大学生の作品が飾られることを楽しみにしています。


レポーター 近堂 かおり
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