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2004年04月01日
 個人利用が増えるカーシェアリング

4月1日、木曜日の「現場にアタック」は「カーシェアリング」についてお伝えしました。

「カーシェアリング」とは1台の車を複数の人が使い回すサービスで、地球温暖化対策として二酸化炭素の排出量を減らすことや、交通渋滞の緩和を目指して80年代後半から欧米で普及しました。
日本では1,2年前から企業などの間で広がりを見せていて、最近個人の間でも広がりつつあるのです。

「カーシェアリング」とは、レンタカーに似たサービスですが、利用の仕方に違いがあります。
一日や半日という長時間ではなく、30分、1時間という短い単位で利用することが出来、ちょっとだけ借りたいという場合なら、レンタカーよりも安くすむのがメリットです。

このサービスを日本で最初に始めた「CEVシェアリング」の高山光正さんによりますと、最近はビジネス利用と個人利用をミックスした使い方が増えている、とおっしゃいます。
車は乗るが、「ちょこちょこ」としか使わない、という方には、レンタカーよりもカーシェアリングの方が割安で、そういうニーズが増えてきているようです。

このニーズを踏まえ、マンション業界が「カーシェアリング」に注目し始めています。
都心に建設中のマンションでこのサービスをつけるところが出てきたのです。
実際、東急不動産が大田区に建設中のマンションにもこのサービスが導入されます。
担当の内田宏さんは、特に都心では駐車場などのスペースを確保しにくいので、ニーズは必ず出てくると、このサービスに期待を寄せています。

最近は、都心回帰の動きが加速し、都心マンションが急増しています。
そんな状況の中、マンションを売る側としては色々なサービスをつけて他との差別化を図ることに力を入れているのです。
マンションによっては、貸し自転車を用意するところもあり、これはその「自動車版」と言えるのではないでしょうか?

車を「借りる」より「所有」する意識が強い日本人にこのサービスが馴染むのか、「カーシェアリング」の勝負はこれからです。

レポーター泉貴子
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