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2004年03月29日
 東京・芝浦が運河を使った町おこし

3月29日、月曜日の「現場にアタック」は、東京・芝浦の町おこしの話題をお伝えしました。

先週、水曜日と木曜日、芝浦では地元の運河をテーマとした「芝浦運河まつり」が行われました。
これまで運河は、地元の住民にとって生活上の不便を感じるものだったそうですが、これからは運河を町のシンボルとして積極的にアピールしていきたいと実行委員会事務局長、大野家俊さんはおっしゃっています。

今回のお祭りでは、
・運河沿いの遊歩道に灯ろうを並べてライトアップ
・屋形船のクルーズ
・芝浦運河をテーマにした歌の披露などを行いました。

大野さんによりますと、芝浦は交通アクセスがあまり良くないため、「陸の孤島」と言われていました。
海が埋め立てられ、倉庫街となりましたが、その代わり町が発展しませんでした。
バブル時には、ジュリアナ東京で有名になったものの、その後停滞。
近くの汐留や品川は最近脚光を浴びるにつれて、その一方で芝浦はだんだん沈んでいくのでは、という焦りが地元の住民の間に広がったそうです。

そんな芝浦には今、追い風が吹いています。
東京都が東京湾沿いの運河を「観光資源」として活用しようと、具体策を検討する協議会を来年度スタートさせます。
街作りと一体となった運河の整備に力を入れ始めることになりますが、モデル地域として、品川の「天王洲」や港区の「芝浦」が指定されているのです。
協議会では、水上レストラン、観光用の桟橋、水上バスなどの運行を検討する予定で、商店街としても、今が町おこしのチャンスだと考えているようです。
またゆくゆくは、全国の運河を持つ町、例えば北海道の小樽などと交流をし、「運河サミット」のようなイベントを開催できれば、と大野さんはおっしゃっていました。

レポーター徳武樹里
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