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2004年03月23日
市の歌、知ってますか?

3月23日の現場にアタックでは、市歌についてお送りしました。

担当は泉貴子です。

この日とり上げたのは、川崎市歌。
その名も「川崎市歌」といい、
昭和9年に、川崎市制10周年を記念して作られた歌で、昭和44年に一度改正されただけの、
70年の歴史を持つ川崎市の歌なんです。
それなのに、アンケートを行った所、なんと86%の人が、市歌を知らなかったということなんです。
その結果を受けて、9日の市議会で何とか市民に浸透させるべく、対策を練ることが決まりました。
実際に川崎市の皆さんにお話を伺うと、本当に皆さん知らなかったんです。
その理由は、今の時代に合わない歌詞にあるようです。
皆さんが古くてわかりにくいと言っていた歌詞は、

見よ、東(ひんがし)に寄(よ)する暁潮(あけしお)
富士の姿を 真澄(ますみ)に仰ぎ
かがやく雲を いろどる多摩川
響き渡る サイレン 今ぞ明けゆく わが川崎市 

川崎市もこの歌詞を改正し、なんとか市民に馴染んでもらおうと考えています。
川崎市総務局の中嶋信夫さんによると、
「響き渡るサイレンとあるが、実際サイレンなんて今鳴らない。
昔は工場で、川崎市は経済成長まっただ中。一生懸命汗水流して働いて朝のサイレンがなる、当時は活き活きとした状況だったが、今の若い人にはピンとこないでしょう。」
とおっしゃっていました。さらに浸透しない理由は、今、市歌を学校でも教えておらず、歌う機会といえば、成人式くらいで、聞いたり歌ったりする機会が全然ないのが理由でもあるようです。
なんとか浸透させるため、市では歌う機会を増やし、更にCDまで出したいと考えているようです。
町でお話を伺っていると、市の歌は果たして必要か、という声もあったほどでした。
果たして、川崎市歌はどうなっていくのでしょうか?

   リポーター 泉貴子

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