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2004年02月26日
明日の「食の安全」を担う!?
〜ダチョウに注目が集まる!〜

2月26日、木曜日の「現場にアタック」は、今俄に注目が集まっていると言われている「ダチョウの肉」についてお伝えしました。

BSE、鳥インフルエンザなど、今、日本の食は大きな打撃を受けています。
そんな中、牛肉や鶏に変わる食材として、「ダチョウ」が注目され、飼育されている牧場には注文が殺到しているそうなんです。

そんなダチョウ牧場の一つ、茨城県石岡市の「ダチョウ王国」を取材しました。
こちらは、ダチョウ1300羽を飼育していて国内最大級の規模です。
「ダチョウ王国」の社長、矢口隆文さんによりますと、今年に入って、肉屋やレストランなどから電話・FAX、メールでの問い合わせが殺到しているという人気ぶりだそうです。

ダチョウと言えば、バッグなどに使われたオストリッチ皮で知られていますが、食肉としてはなじみが薄いかと思います。
私もこれまで食べたことがありませんでしたが、今回、初めて頂いてみました!
フィレ肉などは、柔らかくあっさりしていてとても美味しく、他にも、モモ・砂肝・ハツ・モツなどにも挑戦してみましたが、次から次へと箸がのびて、あっという間に食べてしまいました。

ところで、気になるダチョウの肉の安全性ですが、ダチョウ王国の矢口社長は、自信を持って「安全」という太鼓判を押しています。
ダチョウはもともと身体が丈夫で、他の家畜のように抗生物質などの薬も与えていないそうなんです。

また、今後牛・豚・鶏に次ぐ「第4の食肉」となる可能性についても矢口さんは期待を寄せています。
ダチョウは休耕田を有効活用出来るし、小屋もいらず場所を選ばないそうです。
エサも安くて栄養があれば良く、手間がかからない、と良いことづくしです。

強いて難点をあげるとすれば、まだ野生に近いので、広々とした場所が必要とのことで、ほとんど欠点らしい欠点は見当たらないとのことでした。
値段も今は1キロあたり5000円もするそうですが、今後、大量生産されれば、多少安くなるようですよ。
ダチョウが今後、牛・豚・鶏に迫る存在になることが出来れば、輸入頼みの日本の食糧事情を一変させる可能性は秘めているかも知れません。

レポーター泉貴子
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