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2004年02月18日
サーフボードを削り続け、世界でも認められる日本人シェイパー

スペシャルウィークの今週、「現場にアタック」では、 「クール・ジャパン、世界が認め始めた日本の格好良さ」と題しまして、世界でカッコイイ、と認められた日本人を番組独自の切り口で紹介しています。

小室正則さんと 水曜日は、サーフボードを削る職人、「シェイパー」が主人公です。
シェイパーとは、サーフボードの材料となるウレタンを手作業でサーフボードの形に削り出す職人のことで、この技術で世界に認められている日本人がいるのです。
湘南の辻堂にいらっしゃる小室正則さんという方で、小室さんのボードの愛用者は日本はもちろん、ハワイ・カリフォルニア・オーストラリア・フランスなど世界中にいるそうなんです。
世界中のサーファー愛用の小室さんのボード、トップサーファーが使って、大会で優勝したこともあるそうなんですよ。

現在55歳の小室さん、実はご自身も現役のプロサーファーで、全日本のチャンピオンにも輝いたことがあるという経歴の持ち主。
ですから、ボードに対しては強いこだわりがあり、日本の海でもハワイの海でも乗れるボードを、つまり世界中の海で乗れるボードを削ろうと、研究を重ねています。
一般的にサーフィンボードは、その土地の海の特徴にあった形や厚さになっているのですが、小室さんのボードは世界中の海で乗れるようにと「贅沢な」作りになっています。

海 小室さんのもとには注文が殺到しているそうですが、集中して削りたいということで、月に15本から20本ペース注文を受けています。
費用は通常2,3万の相場のところ、8万円ということです。

ところで小室さん、ボードを削る際の必需品があるそうなんですが、それが「演歌」なんです。
演歌が一番神経を集中することが出来るそうですよ。

純和風な雰囲気で、世界に認められるサーフボードが作られているとは少し意外でしたが、小室さん、とっても明るくて素敵な方でした。

レポーター近堂かおり
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