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| 2004年02月12日 |
富士山一望の名所、そしてライダーの聖地、
箱根ターンパイクのドライブイン大観山が閉店へ |
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2月12日、木曜日の「現場にアタック」は、箱根ターンパイクのドライブイン大観山が閉店するという話題をお伝えしました。
こちらは、100台以上収容可能な大きな駐車場に売店と展望レストランがあり、芦ノ湖と富士山を一望出来る、風光明媚な所です。
また、箱根にも熱海にも湯河原にも、このドライブインから行くことが出来る、という立地になっています。
しかし、今月15日にレストランと売店が閉店することになってしまいました。
箱根ターンパークは東急電鉄が運営・管理している道路で、1965年に開通しました。
しかし、利用台数が1991年の128万台をピークに徐々に減少していき、昨年度はその半分の63万台にまで落ち込んでしまったのです。
そこで、東急側が外資系投資会社への譲渡を決定し、来月1日に引き渡されることになりました。
実際、このドライブインで休憩されていた方に閉店についてお話を伺うと、皆さん非常に残念がっていました。
特に、バイクのライダーの皆さんにとっては、こちらは必ず休憩に利用するところで、「聖地」のような存在だったとおっしゃっていました。
こちらの副支配人を33年間されている鈴木雄一さんも、この長い年月を振り返るとともに、顔なじみとなったお客さんとの交流がなくなってしまうことをとても寂しく感じていらっしゃるようでした。
さて、譲り受けた会社に、今後の展開について伺ったところ、新たなテナントを入れて再開させようと現在交渉中だそうです。
ただ、建物の老朽化や条件面でまだまだ時間がかかりそうなので、いつ再開出来るかは未定だということです。
レポーター泉貴子 |
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