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2004年02月11日
高校の「文芸部」復活!

2月11日、水曜日の「現場にアタック」は高校の文芸部が復活、という話題をお伝えしました。

先月、芥川賞の19歳と20歳の若い女性が選ばれ、大きな話題となりました。
また、去年の11月には文芸賞で17歳の男子高校生が選ばれるなど、文学界で若者に注目が集まっていますが、そんな中、各地の高校で文芸部の復活の動きがあるのです。
その証拠に、高校生を対象にした文芸コンクールの応募が増えているのです。
現在の応募数は、コンクールが始まった当初と比べて、およそ4倍です。

この動きについて、去年文芸部が復活した、東京・板橋区にある淑徳高等学校の文芸創作部顧問の藤井絵美子先生に伺ったところ、自分の作品をインターネットなどを通じて発表することが簡単に出来るようになったことが大きいのでは、とおっしゃっています。
実際、こちらの高校では、部員12名で、文化系の部活動の中では、かなり活気があるそうです。

文芸部の部長、小野マイミさんは、
「同世代の人達は何かを使って自分を表現したいという願望をみんな持っている。
その表現方法がスポーツであったり、絵であったりする中、私の場合は、言葉だった。」
と文章を書く理由をこのように分析しています。

このように文章を書くことに関心がある学生が増えているということは、本を読む学生も増えているのかと思いきや、そうでもないようです。
先ほどの藤井先生によりますと、自分の表現は見てもらいたいが、人の表現した者には興味がない、という生徒が少なくないそうなんです。

文章を書くことで自分を表現したい、と考える若者が増えることは、良いことだと思いますが、他人が表現した文章も是非読んで、それを糧として更に自分の表現力を高めてもらえるといいなあ、と感じました。

レポーター近堂かおり
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