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2004年02月02日
植物園でちょっと変わった肝試しが開催
〜遊び心のある企画で新たな顧客獲得狙う〜

2月2日、月曜日の「現場にアタック」は1月31日に東京・板橋区で行われたちょっと変わった肝試し大会についてお伝えしました。

真冬に開催、と時期も異例ですが、行われた場所もちょっと意外なところ・・・・
なんと、植物園で行われたのです。
板橋区立・熱帯環境植物館の温室で無料で開催されたのですが、これまでになかった遊び心のある企画で地元の子供たち対象にもっと植物園を身近に感じてもらおう、
そして、横ばい状態が続く顧客数を増やし、新たな顧客獲得ということが今回の狙いです。

昼間だけではなく、夜の植物園も知ってもらいたい、ということがそもそものきっかけですが、夜の植物園には意外な特徴があるそうです。
副館長の小岩正幸さんによりますと、閉館後の植物園の見回り作業は、薄暗い中行われるので、男性職員でも怖いそうです。
人がいないのにガサガサ、ザワザワと音がしたり、葉の陰がお化けや怪獣に見えるそうなんです。
「この特徴を上手くいかして、何か出来るのでは?そうだ!肝試しは?」
と開催が決定されたそうです。
しかも、今あるものを生かすことが出来るので、お金もかからない、と「一石二鳥」!

当初は、夏を予定していましたが、日が暮れるのが遅く、子供たちが参加しにくいため、日が暮れるのが早い冬の開催となりました。

実際私、およそ300メートルあるコースを、歩いてみましたが、真っ暗なジャングルの中を歩いているようで、時折水滴が落ちてきたり、結構怖かったですよ。
会場では、入り口にガイコツの人形を置いたり、途中ろうそくを持った忍者に扮したスタッフが立っていたり、多少の演出はありましたが、基本的には植物園の怖さをそのまま生かした雰囲気になっていました。

さて参加者ですが、植物館では当初、小学生など100人程度を予想していましたが、実際には小中学生や保護者の皆さんなど889人が参加しました。
植物園の外には寒い中、長蛇の列が出来、入場まで3,40分という大盛況ぶりでしたよ。
肝試しにチャレンジした子供達は、皆大興奮の様子で、怖がっているというより、楽しそうでした。
2回目に挑戦している子供達もいましたよ。

この大賑わいと、予想より8倍以上の参加者に先ほどの小岩副館長は嬉しい悲鳴をあげていました。
しかし、その一方で、肝試しのインパクトが強すぎて、夜の植物園の雰囲気が子供達にあまり伝わらなかったのでは、と戸惑いの表情を見せていました。

とはいっても、これだけの参加者がいたことと、子供達がこのイベントを満喫したということは、大きな収穫だったのでは、と感じました。
この肝試しの参加者が、植物園のリピーター客になると良いですね。

レポーター泉貴子
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