森本毅郎スタンバイ! WEBラジオ ラジオトップ TBSトップ サイトマップ
現場にアタック
今朝のスタンバイ
現場にアタック
トークパレット
ハワイにおいでよ!
映画情報
ものだめし
ブックナビ
世論調査
 ご意見はこちら
----------------
デジタル教室
お知らせ
番組紹介
出演者紹介
番組への御意見・
ご感想お待ちしております。
 メールアドレス
stand-by@tbs.co.jp

番組放送中(6:30〜8:30)は電話・FAXでも受け付けております。
電話 03-3584-0954
FAX  03-5562-9540
2004年01月21日
池袋のプラネタリウムが復活!

1月21日、水曜日の「現場にアタック」は、去年閉館した池袋のプラネタリウムが復活する、という話題をお伝えしました。

プラネタリウムメーカー直営として生まれ変わるのですが、「サンシャインスターライトドーム」という名前で、今年3月に復活します。
プラネタリウムは自治体が運営しているケースが多く、メーカー直営というのは、初めてだそうです。

運営する株式会社コニカミノルタ・プラネタリウムの芝健治さんは、同じ業界に身を置く立場として、プラネタリウムの火を消してはならない、と思ったそうです。
また、メーカーがハードとソフト(番組)も作るだけでなく、運営にも携わることにも意義があるのでは、と感じるようになったと言います。

そして、メーカー直営としての様々な工夫を凝らすのですが・・・・・
*今まで投影されていた星の数(9000個)が40万個に増加する。
*スカイマックスという最新技術を使い、ドーム全体にCG映像と音楽を使って、星や宇宙の世界を疑似体験。
*一日の最終回には、星を見ながら音楽・香り・ナレーションで疲れを癒す空間を作る。
・・・・・など、様々な客層に受け入れられるような新しいプラネタリウムを目指します。

実は、サンシャインプラネタリウムの閉館が決まってからすぐに、存続を願う会が発足し、会が署名活動を行ったところ、65日間で6200人以上の署名が集まったそうなんです。
今回の復活について、この会の会長、水野孝雄さんは、もちろん歓迎しています。
その上で、エンターテイメント性だけにとらわれることなく、これまでのように小中学生の為の学習投影も忘れずに引き継いでやってもらいたい、と願っています。

その点について、メーカー側も良い意味でのプレッシャーを感じている、とおっしゃっています。
これだけ閉館・復活が話題になったプラネタリウムだからこそ、色々な人に色々な形で参加してもらいたい、とのことです。

ここ数年、プラネタリウムを取り巻く環境は厳しく、閉館が相次ぎました。
しかし、運営する自治体などがキャンペーンなどを行い、少しずつ、客足が戻ってきているようです。

その地域密着型のプラネタリウムと、今回のようなメーカー直営という新しい形のプラネタリウムが、お互い刺激し合ったり、協力し合うなどして、プラネタリウム界をもう一度盛り上げて欲しいですね。

レポーター近堂かおり
バンクナンバーはこちら
 Copyright(C) 1995-2024 TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved.