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2004年01月20日
世界の古書店街「神田の古本屋」只今増加中!

1月20日、火曜日の「現場にアタック」は、東京の神田・神保町の古本屋についての話題をお伝えしました。

今、全国展開している大型古本屋チェーンに押されて、個人経営の古本屋さんがどんどん減っている中、神田や神保町付近では、逆にお店が増えているのです。

神田古書店連盟によりますと、昨年から今年だけでも5店増えているそうです。
また、激減した頃と比べてみても、20店ほど増え、今は152店と「150の大台」に乗っている、とのことです。
一方、全国的に見てみると、古書籍業の組合に加盟している古本屋や5年間で180店も減っています。

なぜ神田・神保町だけが増えているのでしょうか?
先ほどの神田古書店連盟によりますと、この付近のお店は専門書別・分野別に分かれていて、趣味の多様化や利用客の年齢の幅広さなどが、この特徴と上手く合致していることが要因なのでは?と分析しています。

つまり、大型チェーン店にはない珍しい本や専門分野の本が神田・神保町にはあり、それを探し求めてお客さんが集まってくる、というのです。
そのお客さんのニーズに応えるために、お店側はさらに細分化し、その結果、店舗数も増えいくというワケです。

実際、お客さんにお話を伺ってみますと、幅広いジャンルを求めて来る方が多かったです。

今は、「本離れ」の影響で書店が厳しい状況に置かれていますが、神田・神保町の古書店街のように、もともとある特徴を上手く生かすということが、復活・発展のポイントと言えるかも知れませんね。

レポーター泉貴子
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