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| 2003年10月31日 |
恒例！サラリーマンの声シリーズ
〜「気持ちは嬉しいけど、ちょっと困ったプレゼントは？」〜 |
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10月31日、金曜日の「現場にアタック」は、「恒例！サラリーマンの声シリーズ」です。
10月にアメリカのブッシュ大統領が来日しましたが、その際、小泉総理がブッシュ大統領にロボット犬をプレゼントしました。
ところが、ブッシュ大統領がエアフォースワンの機内で都ロボット犬と遊ぼうと思ったところ、全然指示を聞いてくれませんでした。
実はこのロボット犬、日本語の指示しか理解出来なかったようなんです。
せっかくのプレゼントがちょっと困った贈り物になってしまいました。
そこで、今朝のテーマは「気持ちは嬉しいけど、ちょっと困ったプレゼントは何ですか？」です。
まずは食べ物編。
「若者が好みそうな、チキンにチーズがのったイタリア風の料理を頂いた。それだったら、うどんの方が良かった。」
「ダイエット中にお饅頭の詰め合わせを頂いた。仕事のお客さんからの贈り物だったので断れず、家族に食べてもらった。でもおいしかった、という感想は後日、ちゃっと言った。」
「結婚式の引き出物でステーキの皿を1枚、頂いた。ステーキなんて普段あまり食べないし、1枚もらっても困る。今、この皿は実家の押入の中にしまってある。」
続いて、サラリーマンの方なら一度は経験があるはず、ゴルフコンペでの景品です。
「昔話題になったぶら下がり機。持って帰っても邪魔。1週間に2,3回ぶら下がってみたけど。布団を干すわけにもいかないし、ちょっと困る。今も家のどこかにあるはず。」
せっかく頂いたのだから、捨てるに捨てられない、というご夫婦もいらっしゃいました。
「ゴルフコンペの景品・結婚式のお返し・家を建てたときの贈り物など色々ある。使わないけど、押入の中にある。ぼくは人にあげたり捨てたりすれば良いのに、と思うが、家内はいつまでも家に置いておく。ケチなのかな？一旦家に入ったものは、出したくないみたい。」
趣味に合わず、贈り物をもてあましている、という方もいらっしゃいましたよ。
「新婚旅行のお土産で、イタリアのベネチアングラスを頂いた。素晴らしいものだけど、赤くて派手で、家のテイストに合わない。とっても高価なものだと思うし、気持ちも嬉しいけど、どこかの収納にしまってある。」
このようにプレゼントを巡っては、皆さん、エピソードが尽きないようですが、こんな風に語ってくださったお父さんがいらっしゃいました。
「相手のことを考えれば、そんなに困った物をくれる人はいないのでは？好きな人からもらったものはどんなものでも嬉しいでしょう。僕は一番好きな人からもらったネクタイが嬉しかった。たとえスーツに合わなくても、今でも大事な仕事のときにいつもそれをつけるよ。だから、趣味が合う、合わないではないんだよ。」
確かにちょっと困った贈り物はあるかも知れませんが、相手の気持ちも大切に考えたいですね。
レポーター 近堂かおり |
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