森本毅郎スタンバイ! WEBラジオ ラジオトップ TBSトップ サイトマップ
現場にアタック
今朝のスタンバイ
現場にアタック
トークパレット
ハワイにおいでよ!
映画情報
ものだめし
ブックナビ
世論調査
 ご意見はこちら
----------------
デジタル教室
お知らせ
番組紹介
出演者紹介
番組への御意見・
ご感想お待ちしております。
 メールアドレス
stand-by@tbs.co.jp

番組放送中(6:30〜8:30)は電話・FAXでも受け付けております。
電話 03-3584-0954
FAX  03-5562-9540
2003年10月22日
「スタンバイ新生活術・その手があったか!」〜家計も助かる「体験農園」



スペシャルウィークの今週は、「スタンバイ新生活術・その手があったか!」と題しまして、ちょっとした目のつけどころで得をする、そんな方法を紹介していきます。

秋にはもち米を作りました。手作業で脱穀。 三日目の今日は、「家計も助かる体験農園」です。

「農業体験農園」とは、貸し農園と違い、農家の土地を借りてやるのではなく、農家主導で、野菜を育てることです。

貸し農園と一番の違いを、練馬区で体験農園「石泉愛らんど」を開設している本橋邦浩さんは、「貸し農園は、借りた人が好き勝手にできるが、体験農園は、僕らが作付け計画や種、肥料、農具まで、全て用意して、スケジュール通りにやってもらう」

お米が散らばって、なかなか大変な作業。どのくらい収穫できるかな? 体験農園は、1世帯、一区画(およそ30平方メートル)を利用でき、そこに農家の講習を受け、野菜を育てていきます。1年契約で、年間2万9000円です。

入園している方は、「かなりの量が取れ、おつりが来る。健康にいいし、おいしい。八百屋に行くより、畑に来る」と話し、年間40種類以上の野菜が取れます。

農家としても、
「労働力の軽減と安定した収入になる」と本橋さんも話し、区からも補助金がでます。

緑の畑は綺麗です。 ですが、いいことづくしのようでも、入園している方は、収穫期には、週に3回来なければ、おいしいものは収穫できません。さらに、農家の方も、プロ顔負けの味を参加している方に作ってもらう努力をしなければならないので、簡単には収入を得ることはできず、農家によっては、農業より大変だったそうです。

簡単には体験農園も広がらないかもしれませんが、もっとたくさんの方が農業を味わえるといいですね。


リポーター  近堂 かおり
バンクナンバーはこちら
 Copyright(C) 1995-2024 TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved.