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2003年09月01日
無料でかけられる公衆電話〜そこに秘められた可能性



  9月最初の今日は無料でかけられる公衆電話の話題です。

  この無料で通話できる公衆電話がある場所は、六本木交差点にある電気店「ノジマ」に設置してあります。 その公衆電話の名前は「モシーボ」という電話なんですが、パソコン端末のような画面がついていて、画面にタッチして電話をかけます。最初の15秒間、CMが画面と音声で流れ、国際電話はダメですが、その後、9分間無料で通話できます。

  なぜ、このようなことが可能かというと、それには広告が関係してるんです。
「モシーボ」をリースする、ジェイシーエルの取締役、宮崎 薫さんに伺いました。
「設置してくれたお客さんのランニングコストをどこまで広告掲載料で償却できるか。安いマイラインを設定して、市内通話3分で、7.5円。市外でも2分同程度。200回かけても通話料金は跳ね上がらない。ランニングコストは月、6万〜7万円程度」と答えてくれました。

  広告効果といえば、お店の人に聞いたら一日で20人くらいしか使わないそうです。1時間半使う人を待っても一人も現れませんでした・・

  ですが、それでもお店のメリットはあるそうです。「ノジマ」に置いてある端末には自分の会社の宣伝を載せているから、自分のところの広告ができて、さらにこんなメリットもあるそうです。「ノジマ」の福本店長です
「これのおかげでお客様とコミュニケーションが取れる。それだけでもメリットは十分ある。またメディアにも取り上げられ、それを理由にお客さんが来れば十分」とおしゃってました。

  この電話にはまだまだ可能性があるそうです。ADSL回線ならば、アーティストの新作ビデオを流し、その予約ができたり、アルバイト情報やレストラン、宿泊施設の予約なども可能だとか。

  今後は全国で3万台を目標にしているそうですが、それも夢じゃなさそうですね。


  リポーター  徳武 樹里   
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